ピカソ・マニマニア

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映画『オールアバウトマイマザー』

2010-10-11 16:15:15 | 映画


スペインの映画監督 ペドロ・アルモドバルの 女性三部作といわれるものの 第一作目です。

"オールアバウトマイマザー(1999)" "トークトゥハー(2002)" "ボルベーレ(2006)’ がそれです。

私は順不同に トークトゥハー(映画館) ボルベーレ(DVD) オールアバウトマイマザーDVD) と見ました。


女性の描き方が 非常にうまい監督だなと 思いました。
オールアバウトマイマザーも ボルベーレも 6人の重要な役で女性が出てくるのですが それぞれ個性が違い 間違っても混同しない。 ボルベーレなど カンヌ映画祭で主演・助演の6人が全員 主演女優賞に輝いたくらいです。

女優さんの選び方も 深みのあるどこか懐かしい人ばかりです。



"オールアバウトマイマザー"   ペネロペ・クルスのデビュー作(世界的の)。
物語は私の思っていたのとは 全く異なる。

つまりペネロペが (役の上の)自分の母を語る映画だと思っていました。


総ての母なる者に もしくは母性を持つ者に 捧げられた映画です。

母なるものに憧れた(?) 豊胸した両性具有のような男がたくさん出てきます。 


圧巻は女優さんが演じた 豊胸手術をしたおかま役。
最後まで 男の俳優さんだとばかり思っていました。



アルモドバル監督は 同性愛者だそうです。

ここまで女が描けると言う事は 監督は男が好きというより 自分自身が女の感性なのではないかと 私には思われます。



ところで冒頭の写真の 『ロラ』 という豊胸しても男のままの役の 俳優さんはどんな方なのでしょう。

不思議な魅力で 主人公のマヌエラ、 ペネロペの演じたシスター を妊娠させた 設定を信じさせてくれました。




         風呼r  でした    




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