ピカソ・マニマニア

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頼家 弓始めの儀

2011-12-01 00:30:47 | 吾妻鏡

 

 

今日は今年最後の 吾妻鏡 講読の日でした。

最後の と言っても 震災で講座のあるカルチャーが 建物にダメージを受け 3月から9月まで休校をしていたので 合計4回しかなかったのですが。

 

文治5年(1189年) 正月19日。

二品(にほん 頼朝の事)殿が 正二位に叙せられ それに伴って嫡男の頼家も 五位の位を授かったので それを祝して頼家の弓始めの儀を行った。 弓始めとは 後の元服のようなもの。 

頼家 御年7才。

平胡(ひらやな)ぐいと呼ばれる矢入れや それを縛る丸緒の仕様が分らないので 平氏の囚われ人の 元・平知盛の家臣の 武藤小次郎資頼の助言を受けることになった。 慶事に囚人が出席はまずいので 恩赦され 頼朝の御家人となり 後々、重宝された。

 

義経をかくまっているとの口実で 奥州藤原泰衡を攻めたい頼朝と 頼朝牽制のために藤原氏を残したい後白河法皇との駆け引きも相変わらずです。

頼朝って 結構相手を立てて 交渉事が得意の様です。

そんなこんなの 今日の吾妻鏡。

        風呼   でした          

 

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