6月2日の 『週刊文春』 の 阿川佐和子のこの人に会いたい の対談は 東日本大震災で未曾有の津波被害にあった 陸前高田市の 市長 戸羽太さんです。
今年2月の選挙で 市長に初当選され 一ヶ月もたたないうちに この大震災に遭われた。 「これも運命だと思う」 と受け止め 日夜復興につとめておられます。
住民の安全な生活を最優先に 法律の壁とも闘っていらっしゃいます。
ご本人も 奥様が行方不明 捜索もままならなかった日々。 小学生の息子さんが 必死で探し回られた。 遺体は安置所で見つかったのですが とても子供たちに対面させられる状況ではなかった。
陸前高田市の被害は他の地とは異なるので 「よその自治体と同じペースで復興を行ったら きっと見落としが出る。 見切り発車はしない。 陸前高田は時間がかかっても新しく町をつくる。 これは世界の注目を集める 一つの復興モデルだと思っている」 と仰っています。
「今、菅さんに替えて新しい総理をと云う声があるが、 我々にはその時間も勿体ない。 菅さんに足りないところは 皆で補って欲しい」 とも。
全くもってその通り。 この期に及んで 与党野党は関係ないでしょう。 原発や被災者の生活が最優先でしょう。 と 私も声を大にして言いたい。
この国の政治屋さんは どうなっているの?
風呼r でした