昨年の5月にレビュウした「Takeing A Chance On Love」のライブ盤とでもいうべきDVDです。ただし、オリジナル・アルバムがオケなども入って、かなり豪華な仕上がりだったのに比べると、こちらは基本的にピアノ、ギター、ベース、ドラムというシンプルな編成をバックに歌っているの違いはあります。なお、このDVDのシューティングを前提に、大きめのスタジオもしくは小さなホールでの収録されたようで、カメラワークは痒いところに手が届く緻密なものです。
オリジナル・アルバムでは、クリアでクセのないポップな歌声といい、豪華なアレンジといい、どちからかといえばポピュラー・ミュージック寄りな印象もありましたが、こちらはシンプルで即興性に優れた編成なせいか、歌の合間にギターやピアノなどのにも随時ソロ・スペースを設け、いかにも「クラブで酒を片手に聴いているジャズ」的なリラクゼーションと緊張感がほどよくバランスした音楽になっています。あえてアップテンポの曲を選曲せず、ミディアム・テンポばかりでゆったりと音楽をやっているのもいいです。
それにしても、動いている彼女は初めてみましたが、もっと初々しい新人みたいなパフォーマンスをするのかと思っていたら、けっこう堂々たるものですね。いろいろなステージで、相当量歌い込んでいることが歴然とした風格があります。あと、なんだかんだといいつつ、やはり歌い手が女性だと華がありますから、こういう映像は観ていて楽しいです。ついでにかけば、スタジオ盤で見せた、あのカラフルでよくコントロールされた歌唱はこのライブで同様でこれもある意味驚き、ラストのジョビンの曲ではちょいとエラばりのスキャット・ヴォーカルも披露し、とにかく全編緩急自在に歌いまくってます。
ちなみに、バックを固める4人も堅実そのもので、ダイアナ・クラールのバンドほどにはコクも味わいもないですが、まずは合格点でしょう....っていうか、こういうフォーマットでムーディーな4ビート曲やって、途中エレガントなギター・ソロだのピアノ・ソロだの出てきたりすると、大抵は降参してしまうタチなので(笑)、個人的にはたっぷりと楽しめました。なお「エンブレイサブル・ユー」はゲストのドリ・カイミのギターのみをバックに歌ってます。けっこうボサ・ノバ好きな人だったのね~>JM。
オリジナル・アルバムでは、クリアでクセのないポップな歌声といい、豪華なアレンジといい、どちからかといえばポピュラー・ミュージック寄りな印象もありましたが、こちらはシンプルで即興性に優れた編成なせいか、歌の合間にギターやピアノなどのにも随時ソロ・スペースを設け、いかにも「クラブで酒を片手に聴いているジャズ」的なリラクゼーションと緊張感がほどよくバランスした音楽になっています。あえてアップテンポの曲を選曲せず、ミディアム・テンポばかりでゆったりと音楽をやっているのもいいです。
それにしても、動いている彼女は初めてみましたが、もっと初々しい新人みたいなパフォーマンスをするのかと思っていたら、けっこう堂々たるものですね。いろいろなステージで、相当量歌い込んでいることが歴然とした風格があります。あと、なんだかんだといいつつ、やはり歌い手が女性だと華がありますから、こういう映像は観ていて楽しいです。ついでにかけば、スタジオ盤で見せた、あのカラフルでよくコントロールされた歌唱はこのライブで同様でこれもある意味驚き、ラストのジョビンの曲ではちょいとエラばりのスキャット・ヴォーカルも披露し、とにかく全編緩急自在に歌いまくってます。
ちなみに、バックを固める4人も堅実そのもので、ダイアナ・クラールのバンドほどにはコクも味わいもないですが、まずは合格点でしょう....っていうか、こういうフォーマットでムーディーな4ビート曲やって、途中エレガントなギター・ソロだのピアノ・ソロだの出てきたりすると、大抵は降参してしまうタチなので(笑)、個人的にはたっぷりと楽しめました。なお「エンブレイサブル・ユー」はゲストのドリ・カイミのギターのみをバックに歌ってます。けっこうボサ・ノバ好きな人だったのね~>JM。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます