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心地よい孤独を楽しむ  - Wassr -

2009年03月31日 23時04分23秒 | others
 私事だが、先日ある方から相談があった。その方はとあるSNSで、もう何年もネット上のコミュニケーションを楽しんできた人なのだが、ここ1,2年、マイミクが書いた日記にお義理でコメントをつける、コミュニティ内の反目、察し合うことを強要されるような雰囲気、日記のネタ探し、足跡の確認などなど、SNS内の人間関係にホトホト疲れしてまった....らしい。前にも書いたけれど、私はパソコン通信のころから、ネット・コミュニティの離散集合をたくさん目の当たりにしてきたせいもあり、もはやネット・メディアにあまり過剰な期待を寄せることもないので、この手のストレスはほとんど感じないのだが(根がずぼらな性格というのあるが-笑)、こういう人は「つまんないなら、辞めればいいじゃん」という風にはどうも割り切れないらしい(そらーそーか、普通)。

 そこで私がその方に提案したのが、「Twitter」や「Wassr」というメディアである。この手のメディアが日本に上陸したのは2年ほど前だったと思うが、SNSのように身内を囲い込むのではなく、自分がネット内に発した「ひとり言」を誰かと緩く共有しようというもので、「ベタベタした人間関係には疲れたけど、さりとて誰かはとつながっていたい」願望をかなえてくれる....確か、そんなふれこみだったことを思い出し、すすめてみたのである。
 で、人に無責任にすすめるのもなんなので、とりあえずここ一週間ほど、「Twitter」と「Wassr」をあれこれ探索しているところである。実際に私がやった感じでは、「Twitter」の方はあまり漠として、中心がないようなコミュニケーションはちと手応えがなさ過ぎる気がしたが、「Wassr」の方はほとんど違和感なく入り込めた。

 ここにはmixiでいう、コミュニティのようなチャンネルというものもあるし、会員制のような場も設定できるから、パソ通だのmixiだのやってきた人は、すんなりと入り込める。ただし、ここは「濃いコミュニケーション」をする場所ではないから、たいていは何か書き込んでも、イイネというアイコンがつくくらいのものである。最初は「こんなアンコン付いたからって、なんなのよ」みたいな感じがしたものだが、慣れてくるとこれがけっこう楽しいのだ。
 ちなみに、私のブログはごらんの通り、長い、しつこい、くどい(ついでに誤字脱字が多い-笑)のがモットーなのだが、こういう場所では、いかに短くセンス良い「ヒトコト」を書くかが肝心なので、私のようにあれもこれもと書きたい人は、一生懸命切り詰めてもすぐに5行とかになってしまう(笑)。せめて三行くらいで済むように目下修行中であるが、この刈り込みがけっこう楽しかったりもする。

 ちなみに、SNSに疲れ果てたくだんの方も、なんとなくWassrに落ち着きかけているようだ。どんなこと書いてるのか、私には知るよしもないし、また探す気もない。ただ、メールには「心地よい孤独を楽しんでます」とあった。うーん、うまいこというな(笑)。私も試用のつもりで、あちこちでヒトコトいって、たまには「イイネ」もらっているうちに、おもしろくなってしまい、調子にのって、チャンネルもひとつ作ってしまった。ははは、オレの方がハマってる。という訳で、私も心地よい孤独を楽しんでいる、ここ数日である。

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