唐突だけれど、私のジャズ遍歴をちょっと紹介しようと思う。一番最初に聴いたジャズのレコードはマイルスの「フォア&モア」。中学2年の時、愚兄の紹介で聴いたものだった。あのテンポの早い煽るようなテンポで押し切ったあのアルバムは良かれ悪しかれ私のジャズ観のようなものを形成したと思う。で、20代まではマイルスをいろいろ聴いたけど、「ライブ・エビル」、「マイルス/モンク」など購入した記憶があるが全くピンとこなかった。
20代の後半になって、マイルスのマラソン・セッション4部作あたりがおもしろくなってきた頃から、ビル・エヴァンスやチック・コリアあたりを楽しくけるようになってきたが、本格的にジャズに開眼するのは、バブル期の頃だったと思う。スタンダード・ナンバーが好きになって、それこそセオリー通りにエラ・フィッツジェラルドのソング・ブック・シリーズを手当たり次第に聴いて、どれもが良かったものだから、私の場合、ジャズはスタンダード・ナンバーを切り口にして風穴をあけたという感じでだったと思う。年も30代前後で、スタンダード・オヤジになりかけていたワケである(笑)。
以降、キース・ジャレットのスタンダーズあたりはいいほうで、スタンダードをやっていて、4ビートで、なおかつ夜酒を飲みながらBGMになりうる物であれば、澤野工房でもヴィーナスでも、マイナー・レーベルでもとりあえず注目するって感じ。だから、もうここ十年ばかりは、ピアノ・トリオかギター・トリオ、あと瀟洒なヴォーカル物が専門。だから、ジャズでもブルー・ノートとかプレッステッジとかの王道路線より、ヴァーブとかCTIなんかの方が、肌に合うん軟弱者なのである。
20代の後半になって、マイルスのマラソン・セッション4部作あたりがおもしろくなってきた頃から、ビル・エヴァンスやチック・コリアあたりを楽しくけるようになってきたが、本格的にジャズに開眼するのは、バブル期の頃だったと思う。スタンダード・ナンバーが好きになって、それこそセオリー通りにエラ・フィッツジェラルドのソング・ブック・シリーズを手当たり次第に聴いて、どれもが良かったものだから、私の場合、ジャズはスタンダード・ナンバーを切り口にして風穴をあけたという感じでだったと思う。年も30代前後で、スタンダード・オヤジになりかけていたワケである(笑)。
以降、キース・ジャレットのスタンダーズあたりはいいほうで、スタンダードをやっていて、4ビートで、なおかつ夜酒を飲みながらBGMになりうる物であれば、澤野工房でもヴィーナスでも、マイナー・レーベルでもとりあえず注目するって感じ。だから、もうここ十年ばかりは、ピアノ・トリオかギター・トリオ、あと瀟洒なヴォーカル物が専門。だから、ジャズでもブルー・ノートとかプレッステッジとかの王道路線より、ヴァーブとかCTIなんかの方が、肌に合うん軟弱者なのである。
いや、意識してジャズを聴くようになったのは、キースのスタンダーズvol.1とかコルトレーンのバラード聴いてからかな。やはり20代前半です。