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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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APPLE iPhone3G

2008年08月08日 23時51分55秒 | PC+AUDIO
 ようやくiPhoneを購入した。いやぁ、実に素晴らしい。なんか久々にAppleらしい商品に出会ったという気がする。実際にいじくってみるとわかるのだが、このキカイはケータイ+iPodでも、PDAでも、スマートフォンでもなく、まぎれもなくiPhoneという名のパソコンである。いや、もちろん、これまでもその手のコンセプトのモノは沢山あったんだろうけど、ここまでインターフェイスが洗練され、かつ必要される機能がスタイリッシュに統合された代物は、これまでほとんど例がなかったように思う。ここ数日、いじくり回した感触としては、-貧弱な語彙ではあるが-まさに「未来から来た携帯端末」としかいいようがないくらいに、これまでのPDAやケータイが色あせて感じる斬新さがあるのだ。

 フリックと呼ばれるスクロールのヴェリエーション、ピンチイン/ピンチアウトという二本の指を使った拡大縮小の操作、カバーフロービューという表示機能、iTuneとの連携のスムースさ、Appストアを使ったアプリケーションのダウンロード&インストール、メール・アカウント、Wifiの設定の簡便さなどなど、後発だから当たり前といえば当たり前かもしれないが、これまで使ってきたクリエやW-Zero3、そしてあまたのケータイにありがちなページをめくって深い階層まで降りていって、やっと出てくるのがやけに難解な設定場面....というパターンがほとんどアホらしくなるくらいに「別次元な」感じがするスマートさがある。また、MacOSX譲りのクールで近未来的な画面デザインも実にそれっぽくマッチしている。このあたりスタイリッシュさというはさすがにAppleというべきなのかもしれないが、実際これはAppleにしてから久々の場外ホームランではないか。とにかくこのくらい操作していてワクワクするアイテムもない。個人的にいえば、これは初めてOSXやiPodに触ったときの新鮮さを上回るくらいの衝撃である。

 ついでにいえば、こうした動作を裏打ちしているのが、動作の俊敏さである(もしくはそう思わせる演出)。インターネットの表示速度自体、W-Zero3に比較して比較にならないくらい高速だが、それを回転したり拡大縮小したりする時の動作も、日本のケータイにありがちなもっさり感がなく、「おぉ、素晴らしい」と連呼してしまう(バカですな)。これでiPhoneらしいアプリでも出そろってくれば、かつてMacintoshのような、ある種独自の文化圏を擁する勢力になるのではないかとすら思える。ともあれ、ここ数日、私はiPhoneに夢中だ。

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