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安倍首相辞任

2007年09月12日 23時04分21秒 | others
 小泉時代の「モノをいう毅然とした政治家」というイメージはひたすら後退して、後半はひたすら右往左往している感の強かった安倍首相だけど、最後はサープライズというか唐突でしたね。体調問題、麻生&与謝野との確執、自らの政治資金問題とか、早くもいろいろ出ているようなだけど、確かになんか裏でもありそうな結末です(しかし痩せましたねこの人、小泉首相も頭真っ白になりましたが、あれは5年かけた結果です)。

 それにしても、この1年間のマスコミの安倍首相に対するネガティブ・キャンペーンは酷かった。国民投票法とか教育基本法改正とか安倍首相のやろうとした(あるいはやった)ことで論ずるべき問題は他にあるはずなのに、それをほぼ置き去りにして(あるいは手法の問題に矮小化して)、もっぱら取り上げることといったら、どうでもいい失言、年金の技術的問題、政治資金のディテール、参院惨敗後はいつやめるのか?みたいな刹那的な話題ばかりをヒステリックに阿鼻叫喚して、叩いていたという感じがするのは私だけでしょうか?。

 政治家に向かって、大局に立ってものを見ろみたいなことを自らはいうクセして、己のやっていることは、俗人が感情的に飛びつきそうな、扇情的な言葉狩り、魔女狩りモドキのオンパレードではお話になりません。マスコミ批判はいつもの世もあるし、結局これが国民を写す鏡なのだといわれれば、そうかもしれないとは思うけれど、すべてがワイドショーでいいのか?とつくづく思った安部政権の1年でした。

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2 コメント

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Unknown (aamel)
2007-09-14 05:25:29
国民投票法とか教育基本法改正とかその辺のやってたことは私はあんまり感心しないのですが、この時期にやめるなんて非常識だみたいな非難の大合唱聞いててなんかかわいそうだなあと思っちゃいました。病状がそんなに悪くないといいんですが。

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Unknown (new)
2007-09-14 18:15:52
先日の朝日新聞に「安倍政権の出来事」みたいな記事があって、今迄の国会での法案の経緯一覧かと思って読んだら単なるスキャンダル一覧で爆笑しましたよ。主義主張は語らず「カメラ目線が気に入らない」とかで必死に叩く手合いと同じレベルなんだもん。
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