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Olympus C-2000ZOOM (デジタルカメラ)

2009年10月01日 23時22分28秒 | PC+AUDIO
 これは初代サイバーショットを購入してから、約三年後の2000年1月に購入したものである。当時のデジカメのデジタル的スペックの向上はまさに日進月歩、わずか三年の間にデジカメはフィルム・カメラにかわる位置に躍り出ていった時期で、カシオやソニーだけでなく、カメラの専業メーカーも次々にデジカメを投入して、まさに家電普及期特有の百花繚乱の状態を呈していたと思う。
 自分がどうしてこの機種を選んだのか、実にはあまり記憶にないのだが、レンズがF2.0、光学式の3倍ズーム機能を備えた、-当時としては-デジカメというよりフィルムカメラ的な風情に惹かれたのだろう。また、当然の如く記録は内蔵ではなくスマートメディアだったりして、パソコンへの取り込みも簡単そう、更にいえば単三のアルカリ電池4本で稼働することもの理由だったかもしれない。

 ともあれ、この機種はその本格的にカメラした風貌からもわかるとおり、どちらかといえばボタン押すだけのお手軽デジカメではなく、「あれこれマニュアルで設定して、よりキレイな写真を撮る」ことを主眼においたカメラであることは明らかだった(シャッター優先、露出優先のダイアルが誇らしげに右上に設置されていた)。たぶん、自分のそのつもり満々で購入してきたのだと思う(つまり今の自分と同じ心境であった訳だ-笑)。
 ところが、このカメラ基本性能が高いせいだったのか、デジカメの進歩故なのかはよくわからないけれど、ボタン押すだけで-それこそ初代サイバーショットなどとは比べものならないくらいに-キレイな写真が撮れてしまったことで、なんとなく満足してしまったのだろう。取説はほとんど読まずに、つまり設定などついぞいじくることなく、このカメラはたんなるお気軽カメラになってしまったのだった。

 そうなると、気になるのはこのカメラの大きさである。旅行などで撮る気満々で携行するならいざしらず、常時、バッグに入れるにはあまりに分厚く、かさばるサイズであったので、もっとコンパクトなデジカメが欲しくなるのは人情というもの。この機種はこれでいいが、もっと小さなデジカメが欲しいと思い始めるのは時間の問題であった。そこでまたあれこれ物色することになる。思えば、ミレニアムとか世間が賑わっている頃、日頃写真とは縁遠い人達でも、デジカメにあれこれ煩悩している人は実に多かった。そういう時代だったのである。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
このクラスが欲しいのです (ナンデ)
2009-10-02 20:30:50
ああ、さっそく自爆しましたか、いや貴族の場合は自爆なんぞという言葉は似合わんな。

オレもこのクラスが欲しいのです。娘の描いた絵でも売りに行こうかな?
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re:このクラスが欲しいのです (BlogOut)
2009-10-03 17:18:00
>あ、さっそく自爆しましたか

自爆というのは懐かしい言葉ですね。オレはナンデさんと違って風景写真の専門家じゃないし、特に何を撮ろうとかそういう気はなく、単にデジカメ物欲厨になってるだけなのが不毛ですあります。

>貴族の場合は自爆なんぞという言葉は似合わんな

貴族はオークションで中古品なんぞ買いませんよ。余り悩まず豪快に新品をポンポンと買う....んじゃないのかな(笑)。
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これ中古なの? (ナンデ)
2009-10-06 09:52:44
写真みたら、レトロなデザインの5万くらいの新品かと思ったよ。

キャノンのパワーショット使っていて一番いいのが単3電池2本でOKなこと。出先でバッテリー使い切るのってよくあるから、コンビニや売店で補充できるのはやはり良い。
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