主要電源ケーブルをほぼ全てMagnum化したオレは我がシステムの音に満足していた。しかし、時折り地の底からきこえてくるのが、「オラ、オラ、インタコが全てShotgunじゃんか」という悪魔の囁き。んー、こうなったらと、試しに1本、MagnumのRCAにトライしてみる。なにしろ、オレは今、青春の記念を売っている最中だから、金はあるのだ(笑)。購入したのは、Magnum M3ic、定価117,000円の代物だ。これを定価126,000円のヘッドフォン・アンプにつなげるてみようというのだから、考えてみなくとも、かなりの暴挙ではある。とはいえ、安く買ったクセして、コレの定価がいくら!だと、自慢しても仕方がない。ともあれ、音を聴いてみる。
くぉ~、さすがにMagnum!...予想通りの低音の沈む具合。重くも軽快でもなく調度良いタイトさだ。このさじ加減が絶妙、いかにもオレの好みにあってるんだよなぁ。次、これも予想通りなのだが、音がきわめて繊細、Shotgunのような割とロック向きな、鋭角的な音が心持ち丸まって、サックスの高い音などがヒステリックに響かず、極めてアコスティックな響きに変貌するのはさすがだ。この響きを瀟洒と呼ばずに、どんな響きが瀟洒だというのか。
で、こんな瀟洒の音で聴くWINKはサイコーだ(おいおい-笑)。WINKの音楽は森高千里と並んで、90年代歌謡曲の最高峰だが、あのニッポン歌謡曲特有のもうこれ以上にないくらいに緻密でチープな賑々しさが、Magnumでは満喫できるのだ。Shotgunの場合、「128トラックを埋め尽くしたアレンジはこうだ、聴け!」って感じだけど、Magnumだと「128トラックを埋め尽くした音楽的意味はこうです」みたいに音楽的に表現してくれるって感じなんだよなぁ。意味はなくとも、意味ありげに聴かせてくれるといったらいいか。次はいよいよ、MG M1 Proline行きます(げっ)。
ってな訳で、私のMITワールド第2期のはじまり、はじまり。(2004年10月26日)
※ 以上は、電線病まっさい中の去年の秋頃、某掲示板に書いたMITに関するネタです。XLRやRCAケーブルは結局、この後短期間で全てMagnum化してしまいました。電源ケーブルとスピーカー・ケーブルは更に上のOracleになった訳ですが、インタコネクトに関しては結果的にこれで打ち止めとなりました。ともあれ、当時の熱狂状態がわかる文章であります。
くぉ~、さすがにMagnum!...予想通りの低音の沈む具合。重くも軽快でもなく調度良いタイトさだ。このさじ加減が絶妙、いかにもオレの好みにあってるんだよなぁ。次、これも予想通りなのだが、音がきわめて繊細、Shotgunのような割とロック向きな、鋭角的な音が心持ち丸まって、サックスの高い音などがヒステリックに響かず、極めてアコスティックな響きに変貌するのはさすがだ。この響きを瀟洒と呼ばずに、どんな響きが瀟洒だというのか。
で、こんな瀟洒の音で聴くWINKはサイコーだ(おいおい-笑)。WINKの音楽は森高千里と並んで、90年代歌謡曲の最高峰だが、あのニッポン歌謡曲特有のもうこれ以上にないくらいに緻密でチープな賑々しさが、Magnumでは満喫できるのだ。Shotgunの場合、「128トラックを埋め尽くしたアレンジはこうだ、聴け!」って感じだけど、Magnumだと「128トラックを埋め尽くした音楽的意味はこうです」みたいに音楽的に表現してくれるって感じなんだよなぁ。意味はなくとも、意味ありげに聴かせてくれるといったらいいか。次はいよいよ、MG M1 Proline行きます(げっ)。
ってな訳で、私のMITワールド第2期のはじまり、はじまり。(2004年10月26日)
※ 以上は、電線病まっさい中の去年の秋頃、某掲示板に書いたMITに関するネタです。XLRやRCAケーブルは結局、この後短期間で全てMagnum化してしまいました。電源ケーブルとスピーカー・ケーブルは更に上のOracleになった訳ですが、インタコネクトに関しては結果的にこれで打ち止めとなりました。ともあれ、当時の熱狂状態がわかる文章であります。