先日のジョン・ウィリアムスとボストン・ポップスに続いて、今夜はこんなの聴いてます。実は先日探していたベニー・グッドマンとグレン・ミラーのCDはそれぞれ2枚づつ発見できたのですが、併せてこれも出てきたので、とりあえずご本尊を聴く前にこっちを先に聴いておこうという訳です。なぜって、ご本尊の方を先に聴いたら、もうこっちは聴く気かしなくなるんじゃないかと、大変無礼なことを考えたりしまして(笑)。
さて、このアルバムですがエリック・カンゼンとシンシナティ・ポップスによるテラークから出ている一連のものですが、例えばしばらく前に書いた同コンビによるシナトラ集あたりとちょっと違うのは、このアルバムの演奏はシンシナティ・ポップスに加え、ジャズの一流どころによって編成されたビッグ・バンドが参加しているところです。リズム・セクションはデイブ・ブルーベック、レイ・プラウン、エド・シャウネシー、ホーンにはジェリー・マリガン、ドグ・セヴェリンセン、エディ・ダニエルス他大勢といった具合で、この方面に疎い私は実のところよくわからないところもあるのですが、多分豪華なメンツなのでしょう。この面々が随所にソロをとりつつ、ビッグ・バンドとして参加している訳で、割と凡庸なイージー・リスニングになってしまうことの多いこのコンビとしては、ジャジーさ、ソロの聴き所といった点で出色の出来といってもいいんじゃないでしょうか。
曲はシャウネシーのドラムから意表をついて始まる「イン・ザ・ムード」からして、かなり良いノリで、「おぉ、このアルバムはいつもと違うねぇ」と思わすのに充分。同じような企画だとセンスの良さと上品さで、大抵はボストン・ポップスに負けてしまう彼らですが(笑)、今回は豪華な助っ人陣のおかげもあって、先日とりあげたボストンポップスの「スウィング・スウィング・スウィング」に負けてません。このコンビの演奏って、良くも悪しくも割と成金風な金ぴか趣味みたいなところかあるんですが、今回はそのあたりが豪快なノリとして作用していてなかなか痛快です。ラストの「聖者が街にやって来る」では全てのソリストが顔を出す趣向で大いに盛り上がりで、楽しくなること請け合い。
という訳で、久しぶりにこのアルバムを聴いたら、このコンビけっこう見直しました。
さて、このアルバムですがエリック・カンゼンとシンシナティ・ポップスによるテラークから出ている一連のものですが、例えばしばらく前に書いた同コンビによるシナトラ集あたりとちょっと違うのは、このアルバムの演奏はシンシナティ・ポップスに加え、ジャズの一流どころによって編成されたビッグ・バンドが参加しているところです。リズム・セクションはデイブ・ブルーベック、レイ・プラウン、エド・シャウネシー、ホーンにはジェリー・マリガン、ドグ・セヴェリンセン、エディ・ダニエルス他大勢といった具合で、この方面に疎い私は実のところよくわからないところもあるのですが、多分豪華なメンツなのでしょう。この面々が随所にソロをとりつつ、ビッグ・バンドとして参加している訳で、割と凡庸なイージー・リスニングになってしまうことの多いこのコンビとしては、ジャジーさ、ソロの聴き所といった点で出色の出来といってもいいんじゃないでしょうか。
曲はシャウネシーのドラムから意表をついて始まる「イン・ザ・ムード」からして、かなり良いノリで、「おぉ、このアルバムはいつもと違うねぇ」と思わすのに充分。同じような企画だとセンスの良さと上品さで、大抵はボストン・ポップスに負けてしまう彼らですが(笑)、今回は豪華な助っ人陣のおかげもあって、先日とりあげたボストンポップスの「スウィング・スウィング・スウィング」に負けてません。このコンビの演奏って、良くも悪しくも割と成金風な金ぴか趣味みたいなところかあるんですが、今回はそのあたりが豪快なノリとして作用していてなかなか痛快です。ラストの「聖者が街にやって来る」では全てのソリストが顔を出す趣向で大いに盛り上がりで、楽しくなること請け合い。
という訳で、久しぶりにこのアルバムを聴いたら、このコンビけっこう見直しました。