内科医減少で診療体制変更

外来の新患は「紹介状」持参を優先

小出病院が５月から

医師の減少に伴い５月から県立小出病院内科の診療体制

が一時変更されることになり、４／１８には佐藤院長が星野

市長を訪ね、病院の現状を説明するとともに、住民への周

知徹底等についての協力と理解を求めた。同院の内科は佐

藤院長を含め、一昨年の６人体制から昨年は５人へと医師

が減少、今年５月からはさらに１人減り、４人体制となること

から、これまでの体制を維持できなくなり、やむを得ず内科の

診療体制を一時変更することになった。５月からの診療体制

の変更では、まず、外来の新患については原則「紹介状」を

持参人を優先することになり、同院では「初めに診療所を受診

していただき、病院での検査や入院が必要な方は、診療所か

ら紹介状を書いていただき、当院わ受診されるようお願いいた

します」と住民に協力わ呼びかけることにしている。また入院

についても、医師の減少により入院患者数も限られてくること

から、同院を紹介された患者さんでも、場合によっては他の病

院に再紹介されることもあり得る。これまで８：３０～１１：３０の

診療時間も３０分繰り上げられ８：３０～１１：００となる。

レビュータカラヅカ「ドリームオン！」

６／１０　魚沼公演

宝塚歌劇団卒業生による華麗なレビュー

ショー、レビユータカラヅカ「ドリームオン！」

～メロディー・アンド・メモリー～魚沼公演が

６／１０小出郷文化会館大ホールで行われる。

出演は鳳蘭、麻路さき、星奈優理、千珠晄

真織由季、久城彰ほか。当初出演を予定していた匠ひびきは

病気療養のため降板となり、代役として柴城るい、朝澄けいが

出演する。１５：００開演、１４：３０開場。入場料は全席指定で

Ｓ席６３００円Ａ席５２５０円、未就学児の入場不可。

問い合わせは小出郷文化会館へ。

「結灯りアート」入賞者を表彰

「プロジェクト結」実行委員会

「プロジェクト結」実行委員会では４／１０

神湯温泉倶楽部で会議を開き、今冬実施

した「結灯りアートコンテスト」の表彰を行う

とともに、「結８万８千の雪灯り」の実績を報告した。委員会

ではまず、委員長が「雪が少ない中でのイベントは苦労した

と思いますが、昨年より実施会場が４ヶ所増え、結という言葉

も浸透してきた。このイベントを冬の芸術祭として広く発信し

ていきたい」とあいさつ。続いて、今冬初めて実施された「結

の灯りアートコンテスト」の表彰式が行われ、金賞を受賞した

グループ「灯遊」をはじめ各受賞者に審査委員長の早津剛さ

んから賞状と賞金、賞品が手渡された。

魚沼市全域でロウソクを灯そうという「結８万８千の雪灯り」は

１／１９～３／１０まで実施され「結ローソク」をリレーしながら

各イベントでロウソクの灯りが会場を彩り、イベントの集客数は

合計でおよそ１４０００人を数え、市内の地域単位などでも取り

組みがみられた。

目黒邸で「市民茶会」

魚沼茶道会が５／２７に

魚沼茶道会では、第２回「市民茶会」を５／２７魚沼市

須原の国指定重要文化財「目黒邸」で開催する。

【茶席】薄茶席・椽亭の間　　薄茶席・奥座敷　野点席

【点心席】文化財館

時間は９：３０～１５：００。会費３０００円。

記者日記

　今冬、初めての試みとして実施された「結の灯りアートコンテスト」の表彰式が10日に行われた▼このコンテストはプロジェクト結実行委員会と魚沼市観光協会の主催。近年、雪国では雪の中でロウソクを灯して雪国の夜を美しく演出するイベントが各地で見られるようになってきている中、魚沼市でもプロジェクト結実行委員会の呼びかけにより「結８万８千の雪灯り」と銘打って、昨冬から取り組まれてきた▼そんな中、今年から始まった「結の灯りアートコンテスト」は雪を使ったロウソクの灯りアート作品の出来栄えを競うもの。個人や仲間たち、地域で作った雪のロウソク灯りアートを写真に撮って申し込むもので、参加費として「結ロウソク」（２本１セット３００円）５セットを申し込み時に購入してもらうことになっていた。筆者も個人的にどんなアート作品がどれくらい応募されるのか、楽しみにしていたが、残念ながら今冬は記録的な暖冬少雪。雪を使った作品を作るには雪の量が少なすぎた▼小出警察署と魚沼市交通安全協会では、まったく雪の無かった警察署前の駐車場に雪を運びこんで雪像やかまくらキャンドルを作った。雪を使って往来の車、歩行者に交通安全を呼びかけるもので、結８万８千の雪灯りに協力する形で制作された。雪を４トンダンプ一杯よそから運びこむとともに署員が軽トラックで雪を集めて作った労作は、コンテストに応募され、市長賞を受賞。苦労の甲斐があった▼表彰式でコンテストの審査委員長を務めた画家の早津剛さんは「今年入賞した皆さんはぜひ、来年に向けてアイディアを練っていただきたい。無限に広がる可能性があるので、来年に期待したい」と述べていた。応募された作品数こそ予想よりも少なかったが最高位の金賞を受賞した「灯遊」と題した作品は、幻想的な眺めの素晴らしい作品だった。雪国ならではのきれいでアイディアに富んだ作品が、来年はさらに多く人々の目を楽しませてくれることを期待したい。

夢と希望の実現を目指して

魚沼テクノスクールで入学式

魚沼市掘之内の県立魚沼テクノスクール

の平成１９年度入学式が４／１１同校体育

館で行われた。

同校の今年度の入学制は電気設備科が８人、建築科が１２

人、左官科が５人の合計２５人。入学式では、まず瀬戸校長

が「入校された皆さんは１６歳から２８歳と年齢の違いがあっ

ても、これからの夢と希望を現実のものとするために自分自

身の強い意志で入校された気持ちは同じです。それぞれ訓練

内容は異なりますがともに学び協力しあって目指す職業人と

なるようこれから日々の訓練に励んでください」と式辞を述べた。

そば打ち体験と試食にどうぞ

４／２９に「魚沼産そば祭り」

そば打ち体験や手打ちそばを試食する

「春の魚沼産そば祭り」が４／２９魚沼市

吉田の「道の駅ゆのたに」で開かれる。

そば打ち体験（実習）は１１：００～と１２：００～の２回行われ、

定員は各１０名。広神地区のそば好き集団「ひろかみそば愛

好会」が指導にあたる。参加費は一人２０００円。打ちたて手

打ちそばの試食は１１：００～で限定２００食、一杯４００円。試

食券購入者には市内温泉施設の入浴割引券がプレゼントさ

れる。申し込み、問い合わせは魚沼市観光協会へ。

カタクリの花見会

４／２９、戸隠神社で

地区の有志が整備したカタクリの畑でさの花を楽しむ

「かたっこ花見会」が４／２９魚沼市（旧広神村）長松の

戸隠神社近くのカタクリ畑で開かれる。戸隠神社周辺

は「カタクリ」の自生地で、地区の有志が神社裏手にカ

タクリの畑を整備した。花見会は、一面に咲きそろった

カタクリの花を楽しみながら、話に花を咲かそうと地元

の「かたっこ祭り有志」が毎年開催している。花見会は

午前１１からで、主催者で山菜汁や手打ちそば、山菜の

てんぷらなども用意されているが「食べ物、飲み物を各

自持参していただき、楽しい時間を過ごしてください」と

呼びかけている。

車に気をつけてね

市長・署長らが街頭指導

「新入学（園）児を守る交通安全週間」が

４／４～４／１０まで実施されたが、この期

間中の６日には魚沼市の星野市長と小出

警察署の久我署長が街頭に立ち、子どもたちに交通安全を

呼びかけた。市長らが街頭指導に立ったのは広神東小学校

の校門前。この日、朝７：３０には交通安全協会役員、小出署

員、市職員が同校に集り登校して来る児童を待った。晴天の

下、子どもたちが元気に学校に到着すると黄色いタスキをかけ

た星野市長、久我署長から「おはよう」「車に気をつけてよ」と声

がかけられ、子どもたちからは「おはようございます」と大きな声

あいさつされていた。

ラッセル機関車が牽引

旧型客車で行く只見線の旅

ラッセル機関車が牽引する昔懐かしい「旧

型客車」で只見線沿線の新緑を楽しむ快速

「うおぬま」号が４／２１・２２の両日運転さ

れる。列車は小出駅から大白川駅間を１日１往復運行される

もので、上りが小出駅発１１：３０、大白川駅着１２：１６。下りが

大白川駅発１４：０８、小出駅着１４／５２の予定。

列車運転時はラッセル機関車「ＤＤ１５」のラッセルヘッドを取り

外して旧型客車３両を牽引するものでラッセル機関車と旧型客

車のコラボレーションにより新緑の只見線の旅を楽しんでもらう。

団体専用臨時列車として運行それるため、乗車希望者は事前に

『懐かしの「旧型客車」で行く新緑の只見線・快速「うおぬま」号の

旅』を買うことになっている。

申し込みはＪＲ「びゅう予約センター」窓口へ。

鏡ケ池でニジマス釣り大会

釣った数と大きさ競う

魚沼市入広瀬地区にある鏡ヶ池の恒例イベント「フィッシ

ングフェステバルＩＮ鏡ヶ池」が４／２２に開かれることに

なっており参加者が募集されている。この釣り大会は、ニ

ジマスを対象魚に釣った魚の数量や大きさを競うもので、

釣り方はルアー釣り、えさ釣り、（フライ・テンカラは不可）。

道具、餌は各自用意することになっている。参加費は大

人１０００円、小中学生５００円。当日は６：３０～７：００まで

受付。大会は７：００～１０：３０までの３時間３０分。問い合

わせは同大会実行委員会０２５－７９６－２６２６へ。

桜づつみウォーク

２２日、参加者を募集

４／２２に行われる「桜づつみウォーク」の参加者が募集

されている。ウォークは魚野川と佐梨川の合流点の場所

にある魚野川資料館から出発し、小出橋を渡り青島大橋

を渡って帰る約４キロのコースと小出橋から福山橋を渡る

約８キロの２コースがある。当日は９時に受付、９：３０～

開会式と正しいウォーキングの仕方指導があり、９：４５に

スタート。１１：３０からはトン汁のサービスもある。参加費は

２００円。定員２００人（先着順）。雨天中止。申し込みはエン

ジョイスポーツクラブ魚沼７９２－６９１９へ。

県と市の役割分担再確認

意見交換会が考え方公表

魚沼基幹病院（仮称）の整備構想と魚沼地域の医療再編成

を検討している県、地元市、医師会による意見交換会は４／

３、魚沼基幹病院等医療提供体制の再構築の考え方を県の

ホームページで公表した。この意見交換会は、県が設置を予

定している魚沼基幹病院の整備に当たり、小出病院、六日町

病院等との役割分担等に関して意見交換を行うことを目的とし

て設置され、今までに２回の意見交換会が行われていた。

公表された「基幹病院等医療提供体制の再構築の考え方」で

は、県と魚沼市・南魚沼市の適切な役割分担・連携のもと、初

期から高度まで、地域に必要な安全・安心の医療を確保するこ

とを基本としている。その中で県の役割については、県立小出

病院と県立六日町病院の機能等を統合し、南魚沼市大和地域

に基幹病院を公設民営の病院として新たに整備し、高度・広域

専門・災害時等の地域の拠点的医療を確保することと、基幹病

院整備後に、小出・六日町の各病院における医療提供の主体

的な役割を担う魚沼市・南魚沼市に対して、両市との協議の上

で必要な支援を行うこととし、魚沼市の役割については、基幹病

院整備に伴い、（仮称）魚沼市民保健医療センター基本構想（案）

の中で、小出病院を再構築し、そこで市民に身近な医療を保健、

介護、福祉等と一体的に確保し、予防からリハビリまで、地域で

総合的な健康づくりが可能となる体制づくりを行うこととしている。

新潟県の基幹病院に関する考え方の公表ページ

黄砂

先週、今週と北海道を除く日本全国で

黄砂現象が見られた。中国の砂漠で

舞い上げられた砂が日本海を越え

てやってくるこの現象。魚沼市でも４／２は終日霞がか

かったような状態となり、夕方にようやく姿を現した太陽

も、フィルターを通してみるような姿となっていた。

フリアン・ドゥ・ムズィーク

４／１４に第６回定期演奏会

「フリアン・ドゥ・ムズィーク」第６回定期演奏会が４／１４小出

郷文化会館大ホールで開かれる。この演奏会は魚沼市根小

屋の声楽家、新野一枝さんが指導しているコーラスやハンド

ベルなどの合同発表会。演奏会には小出地区の「コーラスひ

まわり」掘之内地区の「ル・ソレイユ」小千谷市の「コール・Ｒ」

をはじめ、昨年末に結成された「小千谷ロータリー混声合唱

倶楽部」ハンドベルの「ベル・ネーゴ」のほか、新野音楽教室

の生徒たちにより編成されている「エンジェル・フィッシュ」「べ

ル・エンジェル」が出演。伴奏の池葉則子さんのピアノ独奏、

新野さんのメゾソプラノ独唱も披露される。１８：３０開演、親子

室あり。入場料は前売りが一般１０００円、小学生以下５００円。

お問い合わせは小出郷文化会館へ。