福山新田での実証実験を公開
魚沼市福山新田で行われている、新規
ワイヤレスブロードバンド方式候補のひ
とつである「モバイルWiMAX」の実証実
験が3/28一般公開された。この実証
実験は、条件不利地域における無線ブロ
ードバンドの導入モデル(新潟モデル)の
確立を目指し、中山間地域における無線ブロードバンドによる
ラストワンマイルサービスの有効性等の検証を行うもので、次
世代無線ブロードバンド新潟モデル調査研究会の実証実験と
位置づけて株式会社アッカ・ネットワーク(本社・東京千代田区)
が、新潟県と魚沼市の協力を得て実施している。実験は、山間
地における2.5GHzTi帯広帯域無線アクセスシステムの電波
伝搬実験及び技術的検証、インターネット接続、音声・映像伝送
など基本アプリケーションの動作実験を行うもの。具体的実験と
しては、雪上・雪中を含めた電波伝搬特性の評価を行った上で
アプリケーション検証実験として、屋外防災通信設備及び宅内防
災通信端末設備に向けた音声等の伝送、ブロードバンドインター
ネット接続及び映像伝達の実験を行い、端末間の伝送品質の評
価を行う。この実験は今年12月まで実施される予定。