医療再編の第2回意見交換会
基幹病院建設と魚沼地域の医療再編成について検討かる県、魚沼市
南魚沼市、地元医師会による第2回の意見交換会全体会が3/28に
魚沼地域振興局で開催された。この意見交換は昨年10/17に第1回
目が開かれ、その後、基幹病院、小出病院、六日町病院のワーキング
チームが設けられ、それぞれの診療機能などについて検討されてきた。
第2回の意見交換会は各ワーキングチームの検討結果を待ち開催され
た。意見交換会は非公式で行われたが、会議終了後、県福祉保険部医
薬国保課の早川課長は、この日の会議で合意したこととして「県は基幹
病院を県の責任で建設し、拠点的な医療を担うこと、魚沼市、南魚沼市
は小出病院、六日町病院を再構築する中で、住民に身近な医療を保健
福祉、介護と連携したサービス提供をそれぞれの市の役割として担うこ
とで合意した」と述べ、来年度の取り組みに、住民への説明の仕方につ
いては「今日の検討結果と3/29の新潟大学と県知事との覚書の締結
を踏まえた上で、県としても現時点での構想を新年度の早い時期に示し
たい。それを示す中で県民の皆さんから具体的な御意見をいただき、県
の検討に役立てて行きたい。具体的な診療科目、病床数など詰めた内
容は構想を示した後の検討作業の中で検討していき、その検討につい
てはある程度オープンにして進めて行きたい」とした。また、今後のワー
キングチーム、意見交換会の検討で診療科目、規模など具体的なもの
に踏み込んでいく際には現在のメンバーを基本としながらある程度メン
バーの拡大も検討したいとしていた。