魚沼WEBニュース

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湯之谷庁舎で「水彩画展」

2007-04-11 | お知らせ

水彩画を楽しむ会

水彩画を楽しむ会の「水彩画展」が5/22まで

市役所湯之谷庁舎1階ロビーで開かれている。

同会は毎週月曜と火曜に小出北部公民館、第

3日曜に「こまみ」で活動しており、作品展には

20点ほどが展示されている。


記者日記

2007-04-11 | 小出郷新聞コラム

魚沼市青島の画家、早津剛さんの作品を集めた「かやぶき民家展」が今月21日から長岡市の県立歴史博物館で開催される。早津さんは県内外で数多くの展覧会を開いてきているが、魚沼地域で開かれた展覧会の中で筆者の印象に強く残っているのは平成16年の春から夏にかけて開催された北魚沼6か町村の閉町・閉村を記念したリレー展「よみがえる民家・早津剛展」である▼消えゆく雪国のかやぶき民家を描き続けている早津剛さんの作品を、その年の11月に合併して魚沼市となる北魚沼6か町村で順次展示する、いわゆるリレー展と呼んだスタイルはこれまでにない斬新な企画であった。6会場での開催を終えての総入場者数は1万2602人。予想を上回る人たちが会場に足を運んだ。県内外に多くのファンを持つ早津剛さんの知名度、実力によるところが大きかったが、リレー展という奇抜なアイディア、6か町村の文化施設、温泉施設の割引などが受けられるプレミア付きの6会場共通入場券の発売、各町村での写生会の開催など企画も大きな後押しとなったと思う。▼そしてこの展覧会の土台を支えたのが住民ボランティアであった。各会場とも会場づくりや撤収作業に汗を流し、開催中は場内巡視や受付、案内などを務めた。その人数は延べ300人。このボランティアの協力なしに展覧会の成功はなかったと思われる。時には町村の枠を越えて隣の町村のボランティアが準備や後片付けの手伝いに来たり、太鼓の演奏を行ったりと横の連携も素晴らしかった。筆者も個人的にお手伝いさせていただいた中で、人の和の素晴らしさを強く実感した。▼この展覧会終了後に、この地域は豪雨災害、台風、そして新潟県中越地震と自然の猛威にさらされ、魚沼市誕生後も2年続きの豪雪にみまわれるなど厳しい状況を強いられてきた。そして今は市の厳しい財政の健全化が大きな課題となっているが、市全体の和をもって早期に乗り越えて欲しいと思っている。