意見交換会が考え方公表
魚沼基幹病院(仮称)の整備構想と魚沼地域の医療再編成
を検討している県、地元市、医師会による意見交換会は4/
3、魚沼基幹病院等医療提供体制の再構築の考え方を県の
ホームページで公表した。この意見交換会は、県が設置を予
定している魚沼基幹病院の整備に当たり、小出病院、六日町
病院等との役割分担等に関して意見交換を行うことを目的とし
て設置され、今までに2回の意見交換会が行われていた。
公表された「基幹病院等医療提供体制の再構築の考え方」で
は、県と魚沼市・南魚沼市の適切な役割分担・連携のもと、初
期から高度まで、地域に必要な安全・安心の医療を確保するこ
とを基本としている。その中で県の役割については、県立小出
病院と県立六日町病院の機能等を統合し、南魚沼市大和地域
に基幹病院を公設民営の病院として新たに整備し、高度・広域
専門・災害時等の地域の拠点的医療を確保することと、基幹病
院整備後に、小出・六日町の各病院における医療提供の主体
的な役割を担う魚沼市・南魚沼市に対して、両市との協議の上
で必要な支援を行うこととし、魚沼市の役割については、基幹病
院整備に伴い、(仮称)魚沼市民保健医療センター基本構想(案)
の中で、小出病院を再構築し、そこで市民に身近な医療を保健、
介護、福祉等と一体的に確保し、予防からリハビリまで、地域で
総合的な健康づくりが可能となる体制づくりを行うこととしている。