UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ボクの柿日記(その二):越境柿・・・

2018-11-02 01:35:00 | 日記
いま、ボクの庵の庭では柿の実がたくさんなっています。ボクの庭で柿の実クンたちがにぎやかに楽しそうにしているのがうらやましいのでせうか、隣家の柿の木まで、わざわざボクの庭に越境してきて柿の実をつけています。

このとなりの柿は「越境柿」という珍しい種類の柿です。越境するのが大好きであり、境界があるとつい越境したくなるのが特徴です。ですから。毎年秋になりますと忘れずに低いフェンスの垣根を楽々と越境してきてボクの庭で実をつけます。

ボクはとても心が広いので越境柿クンたちをいつも歓迎しています

今日の写真はこの越境柿クンたちを撮ったものです。お手数ですがクリックしてご覧になってください。

隣から越境してきたのですから、ボクの庵の柿ではありません。だから、あの元大工のゴローさんもこの柿はとったりしません。

ボクは傍観主義者です。だから、ただ、今年もたくさんなったなあ、おいしそうないい色してるなあと感心して眺めているだけです。不法越境者だから捕まえて送り返すというトランプさんのような手間がかかるだけの意味のないことを、ボクはしようと思いません。ボクはトランプさんはそんなにワルイ人ではないのではないかと思うのですが、ボクよりは単純過ぎるのではないかと思います

いずれ地面に落ちてきて大地に帰るか、野鳥のエサになってしまうことでせう。でも、ボクはそれでいいのだと思います、それが自然だからです

などとぼんやり考えていたら、カラスが一羽、カア~と大声で鳴いて、柿の木の上を飛んでいきました・・・

あのカラス、越境柿を取りに来たのだとボクは思いました。せっかく狙いをつけてやってきたのにボクがいたものだから、「柿の実をつついて食べたいけどこれではダメだなあ、くやしいなあ、くやしいからあのオッサンをバカにしてやろう」と思って、カア~と鳴いたのだとボクは思いました

ボクは傍観主義者ですから、このカラスの様子も傍観していました

そして、ボクはこのような日を日々是好日というのかなあと思いました

きっとそうだろうなあと思っていたら、さっきのカラス君が戻ってきて、またカア~と鳴いて、ボクに気づかないふりをして飛んでいきました・・・

おわり

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!