UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

春は名のみの冷たき風のなかで元気なのは自民党議員のポスターだけ・・・

2017-02-22 01:31:05 | 日記

昨日は寒い風の一日でした。2月も末に近づきましたが、まだまだ春は名のみであります

GGIは生きていくのに避けられない雑用をすませたり北向きお地蔵様にお参りするために街を彷徨、わが母高校の前の、京阪電鉄さんの駅に通じる大通りをあるいておりました。この大通り、むかしは商店街といってもよかったのですが、今では大半がお店を閉めてしまい、今やシャッター街と化しています。

昨日通りかかりましたら、このシャッター街、一段と殺風景に感じられました。どうしてかなあと思って振り返って見ますと、これまではシャッター街になってしまったものの名残りのアーケードが歩道の上に設けられていたのですが、このアーケードが無くなっているのです。このため一段と見通しがよくなり過ぎてしまって、そのため今まではそれほど目立たなかったシャッターがむき出しになっているのです。なんとも無残と申しますか殺風景そのものです

今日の写真はこの一段と殺風景になってしまったシャッター街を撮ったものです。よろしければクリックして街のさびれぶりを確認なさってくださいませ。写真の手前が京阪電車さんの駅です

写真からお分かりのように古びたシャッターにはポスターが何枚も貼られています。まだ貼ってから間もないのではないかと思われます。自民党の国会議員先生さまのポスターです。リッパなスローガンが書かれております

《あなたの声から政策をつくる!》

この自民党のポスターだけが元気なシャッター街の光景を眺めておりまして、GGIは独りブツブツつぶやきました。孤独なる後期高齢者がわけもなく街角で独り言を吐き出すのは世の常であります

そうや、「地方創生」という言葉があったよなあ・・・決選投票で敗けて首相になりそこねた石破君がアベ君に恭順の意を表明するためにシブシブ「地方創生大臣」をやっていたことがあったなあ・・・地方創生なんてケッコウなこと言うていたけど、駅前がこんなに寂れてしまって、アベ君よ、石破君、どこが地方創生なんや、よく言うよ!・・・・でも、もう今では地方創生なんて本気で信じる市民はどこにもおらん・・・もう「地方創生」なんて実質的に死語になってしもうたなあ・・・

などとブツブツつぶやいておりますうちに、そういえば最近はいろいろな言葉が死語になってしまうスピードが一段と早くなっているのではないかとGGIは思い至りました

たとえば、あの「アベノミクス」という流行語、もう完全に死語への一路をたどっております。流行りだしてから4年あまり、日銀やアベ君がトランプさんなみの思いつき出鱈目金融政策を打ち出したものの一行に景気は浮揚せず、市民の暮らしは上向きになりませぬ、いまではアベノミクスをマジメに論じたり信じたりする市民などおりませぬ、その意味で「アベノミクス」はすでに実質的に死語と化しております

そういえばアベ君、「一億総活躍社会」とか「女性が輝く社会」ともおっしゃっておりましたが、もうこの言葉も確実に死語への道をたどってる気配です。「保育園落ちた日本死ね!」の声に驚いてあわてて待機児童を減らす小手先の対策なんかを若干打ち出したしておりますが、「一億総活躍社会」や「女性が輝く社会」などという言葉をまともに信じている市民などもうほとんどおりませぬ。これらの言葉も早くも死語への道をたどりつつあるのです・・・

それに最近GGIが思わず笑ってしまった新語は「プライムフライデー」であります。経産省や経済団体が画策した姑息な景気浮揚策を指す言葉です。もうすでにみなさんご存知でしょうけれど、月末の金曜日、仕事は午後3時に終わって、そのあと街に出て飲んだり食ったり買い物なんかをして景気の下支えをしてくださいという政策?であります。

まあ、そうはうまくいかないでせうね。しばらくは流行っても定着はしないでありませう。「昨日の金曜日は午後3時までだったので仕事が残ってしまった、その埋め合わせに、休日出勤するか、それとも月曜日にしっかり残業するか・・・」、なんていうことになるのが落ちでありませう、まあ遠くない将来、死語への道をたどることになるものと思われます

なぜGGIが「プライムフレイデー」に笑ってしまったかと申しますと、ひとむかしまえ、確か「カジュアルフライデー」というわけの分からないものが流行したことがあるのを思い出したからであります。これも訳の分からない言葉でしたね。この言葉も今では完全に死語と化しているといってよいでありませう。「ノー残業デー」と言う言葉なんか、掛け声だけで、最初から実質的に死語であったと言うべきでありませう

こんなわけの分からないカタカナ語をサラリーマン諸氏のあいだに流行させることよりも、ますは死者まで出す長時間サービス残業残酷会社社会にしっかりピリオドを打つ政策を実行すべきです。過労死が出た場合、その会社の上司や社長は「未必の故意」による殺人罪であるとして刑法で裁くことを法律で定めるべきです

「働き方改革」もふざけた言葉です。改革が必要なのは「働き方」ではなく「働かせ方」であります。いうなら正確に「働かせ方改革」と言いなさい。この言葉も遠からず死語と化するでありませう。改革なんかではなく「過剰強制労働禁止法」ともいうべき法律を制定し、過剰労働強制罪を設け、違反者には刑罰を科すべきであります・・・・

などと今日も話が迷走してきましたので、このへんで失礼いたしましゃす。

グッドナイト・グッドラック!


春の雨は虹色の雨・・・

2017-02-21 00:02:42 | 日記

昨日、午後から雨になりました、

外出していたGGI、傘を持っていませんでしたがヘイチャラでありました。すいぶん以前にスーパーで買った安物愛用のベンチコートにはちゃんと雨をしのげるぐらいのフードがついているからです

ですから春雨や濡れて参ろうということにしたのですが、春雨というほどには風流なものではなく、まだ冬の名残りがする冷たい雨でありました

でも雨にぬれた路面に自動車のライト、信号灯や街灯の光がキラキラと反射して、美しい虹色の雨でありました

今日の写真はこの七色の雨を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

どこが七色なんだ、色が一つか二つ足りないのではないかなどと野暮ったいことをおっしゃるかたは詩情を解さぬ方であります。そういう方はさっさと地獄に堕ちてくださいませ

グッドナイト・グッドラック!

 


コカブ君はまあまあだったけれどダイコン君は太っていなかった・・・

2017-02-20 00:12:54 | 日記

わがガーデンの耕作地、ダイコン君とコカブ君が成長しきっているものの、耕作主はいつまでも姿を現さず困ったなあと思い悩んでいることを先日の日記に書きました

耕作主はその後も依然として姿を現さなかったのですが、一昨日の土曜日、脱原発市民ウォークなるものを行いましたとき、耕作主の姿が認められましたので大急ぎで声をかけました

「おい、ダイコンもコカブも、もう大きくなっていて君が収穫するのを待っているぞ、はやくとりに来いよ!」

「あのなあGGIさん、ボク、ここしばらく忙しくて、耕作地に行けそうもありません。GGIサンが自由に収穫しておいてください」

自由に収穫しろと言われましてもGGIは困るのであります。生まれてこのかたダイコンやコカブの類を収穫したことなんかないからであります

昨日の午前、どうしたものかなあと思っておりましたら、先日90歳になったばかりの大工のゴローさんがバイクに乗ってやってきました

「ゴローさん、あのねえ、カクカクシカジカでダイコンとコカブ、収穫したいのやけどどうしたええのかなあ、シャベルかスコップなんかで根本から掘り起こすんですか?」

ゴローさん、ダイコンやコカブのみなさんが頭を出しているわが耕作地を見ても申しました。

「そんなもの要らん、ただ上の方を手で握って引き抜いたらええのや、簡単に抜ける」

かようなしだいで、ゴローさんの御ことばを信じて、GGIは初のダイコン・コカブ君たち数本の収穫を試みまして。ゴローさんの御ことば通りでありました。簡単に抜けました。

今日の写真はわが収穫物を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

ダイコン、知人が植えていったのは「総太りダイコン」ということでありましたが、写真からもお分かりいただけると思いますが、大して太ってはおりませぬ。総太りという感じはまったく致しませぬ

ネットさんで調べましたら総太りダイコンの大きさは直径8センチ、長さ35センチぐらいとされておりますが、わが総太りダイコンは直径4センチ、長さ15センチぐらい、半分ぐらいの大きさしかありませぬ。大根は栽培中に数回間引きすることが大事とされていますが、間引きを怠ったためにこのような結果に終わったのでありませうか・・・

コカブ君の方の標準的な大きさは知らないでありますが、なんとなくコカブらしい適切な大きさに育っていたようであります・・・

幸い、収穫の指導をしてくださったゴローさんが最初の収穫物を喜んで持って帰ってくれまました。まことに感謝であります。

グッドナイト・グッドラック!

 


知らんかったなあ、ウランはまだ500年~1000年分もあるんだってよ~

2017-02-19 01:05:49 | 日記

昨日2月18日の午後、定例の「脱原発市民ウォーキング」なるものを行いました。

原発に反対する運動に熱心な方々のなかには、なぜ「ウォーキング」なんて甘ったるいこと言ってるんだ、「デモ」と言え、などとイサマシイことをおっしゃる方もおられるようなのでありますが、まあ、やはり名は体を表すと申しますか、GGIとしましては、いつもしんがりからイラク戦争反対の旗として世界的に有名を馳せた由緒ある七色の旗、レインボー・フラッグを風になびかせブラブラ歩いていくだけでありますから、やはりウォーキングであります

先頭の方では元気に叫んでいる方々が少なくなかったのですが、しんがり付近での話題は原発問題ではなく、アベ君の嫁さんが名誉校長とかいう、国家神道に基づく教育を方針に掲げている学校法人に、財務局が国有地を大出血サービスで安売りしたという危ない怪しげな話でありました。(この怪しげな話に関心ある方は以下のサイトなどをご覧くださいませhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/ )

でもGGI、原発問題なんかどうでもいいと思っていたわけではありませぬ。と申しますのは、昨日、ウォーキングに出かける前に朝日さんの朝刊で、原発問題について己の不勉強を恥じるべき、びっくりするようなこことが書かれていたのを目にしていたからです。

「オピニオン&ファーラム」という頁に掲載されていた「たまるプルトニウム」と題された記事に、不勉強GGIがびっくり仰天するようなことを物理学者が言っていたのです。すなわち、米プリンストン大学の物理学者ジア・ミアン氏曰く

「しかし(ウランが近いうち枯渇するといわれていたが)状況は変わりました。すでに全世界の原子力発電で必要な500年~1000年分のウランが発見されています。(ウランを使い果たしてしまわないよう、使用済み燃料から回収したプルトニウムを使って発電し、使った以上のプルトニウムを生み出す高速増殖炉が夢のエネルギーとされてきたが)いまでは経済的な前提条件が違っているのです」

つまりウランは全然不足なんかなんかしていなのです!タップリすぎるぐらいあるのです。これはGGIにはビックリでありました。青天の霹靂と言ってもよいでありませう

つまりわざわざ膨大な費用を投入して使用済燃料を再処理してプルトニウムを回収して高速炉で使用するといういわゆる「核燃料サイクル」は経済的にまったく意味がなくなっているのです。安いウランがいくらでも手に入るからです

ジア・ミアンさんは指摘しています

日本はすでに(海外での再処理による)48トンものプルトニウムを保有しているのに、しかも高速増殖炉「もんじゅ」計画を実質的に放棄したというのに、青森に建設した再処理工場を稼働させ使い道が事実上存在していないプルトニウムを回収しようとしている。まったくアホな話や。核燃サイクルからの出口戦略が必要やのに、官僚制の特徴で、だれも方向転換の責任を取りたくないのや・・・

わざわざカネと手間をかけて、それに危険な作業を行って、プルトニウムなんか回収しなくても、まだまだ安価なウランがわんさかあるぞ、というのが現実なのです。ですから日本はともかく、未だ世界には原発の需要がふんだんに存在しているのです。

ちなみに原発は現在31の国に合計430基あまりが存在しているとされていますが(米国104基、フランス58基、日本52基、ロシア33基、韓国23基など)、2030年までに世界全体で建設が計画されている原発は、なんと170基近くもあるとされているのです!

ウランがまだまだたくさんあるおかげで、核燃老サイクルが完全に意味を失ってしまっているのはまことに結構なことではありますが、このたくさんあるウランのおかげで、東電福島原発の事故なんかどこへやら、世界では原発建設計画が目白押しという有様なのです。このように、原発は勢いを失うどころの話ではありまえぬ。現実はまったく異なるのです。

そして、当然ながら、このような状況に乗じて大カネ儲けをしようとたくらむ企業が現れます。その一つがあの東芝さんであります。しかし、東芝さん、米国の代表的な原発メーカーとされていたウェスチングハウス社を買収し、世界最大の原発メーカーになろうと欲張ったのですが、大失敗してしまいました。東芝さんは名前につられて実はババ抜きのババであったこの米国の大不良会社をつかんでしまったのであります・・・

まことに気の毒な話ではありますが、これを機会に日本の企業が海外での原発建設計画から手を引くよう、GGIは強く祈願いたします。

今日も話があっちへフラフラ、こっちへフラフラ、迷走してしまいました。どうかお許しくださいませ

今日の写真は関電湖国支店のビルの前を行く、昨日行った「市民ウォーク」の御一行さまです。なんとなくだらけた雰囲気がしないでもありませんが、よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!


ああ高級魚に出世してしまったスルメさん・・・

2017-02-18 01:44:05 | 日記

徒歩1分、GGIご用達のスーパー、そのたかすみに処分品のコーナーがあります。販売期限が近づいたので安売り、処分価格でお客さまにご奉仕いたしますという品々が並べられているコーナーです。

このコーナーはコピー機の隣にあります。このお店のコピー機、A3の用紙にコピーする以外は一枚5円でお得、おかげさませでGGIは常用させていただいております。コピーするものの大半は結果的にはただの紙屑になってしまう可能性が極めて大きいGGIの気まぐれ広報資料であります。

昨日、コピーをとっておりますときに何となく処分品のコーナーに目をやりましたらスルメさんを売っておりました

今日の写真はこのスルメさんたちを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

ところが、このスルメさんの値段を見て、GGIはびっくりしてしまいました。一匹(と数えるのではなく一枚というようですが)ご奉仕価格で498円也であります。

えっ、スルメ一匹が498円もするの?!しかも「ご奉仕価格」で・・・これは処分品でありますから、処分品ではなく、ご奉仕価格ではないところの正価のスルメさんはいったいいくらぐらいするのでありませうか。一匹1000円近くするのではないでせうか・・・いえいえ、千円札一枚では足りないかもしれませぬ・・・・

スルメさん一匹1000円!これではもうスルメさんは高級魚あるいは高級食品ということであります。いつからこんなことになったのでありませうか。GGIが幼少の頃は、スルメなんか高級でも何でもありませんでした。ガキのおやつか酒の肴にはなってもご馳走などというにはほど程遠いしろものではありました。値段は覚えておりませぬが、おそらく大衆が気軽に変える値段であったはずです。

そうえいば、近頃の魚の値段というのは理解に苦しむことが少なくありません。。一時代前は高級魚、大衆魚という言い方があり、値段も歴然と差があったのですが、最近はそうではありませぬ。大衆魚だからといって安いとは限りませぬ。

漁獲高が減ったり大きく変動すしたりするせいでありませうか、大衆魚の代表であるイワシなども、やけに値段が高いなあと思うことが少なくありませぬ。GGIはウルメイワシが大好きなのですが、最近は高級魚の仲間入りしているみたいであります。いまや高級魚、大衆魚と言う区別は意味を失っているのです、いまや、すべてが高級魚に向かっているようであります。

たとえば、ホッケという魚です。このごろは結構な値段で堂々と売られているようでありますが、このホッケさま、むかしはと申しますか、GGIが北の大地で大学生のふりだけしていたころには、安物の魚の代表でありました。その証拠に北の大地ではホッケは別名「猫またぎ」と称されておりました。このような安物の不味い魚、猫も見向きもせずにまたいでいくという意味であります。そのホッケ君、いまでは居酒屋なんかでのメニューに載るほどにまで出世しているのであります。

GGIが大学生時代を過ごした1960年代前半、まだ高度成長期に入る以前、日本人の生活は質素なものでありました。GGIは寮に入っていたのですが、一食の食費が四十数円ではなかったかと思います。ご飯は白米なんかではありませぬ。いまはヘルシーとかなんとかもてはやされておりまが、麦飯でありました。米と麦が1:1か6:4ぐらいであったでせうか。そして食費が最低限でありますから、当然、安物魚の代表ホッケ君、すなわち「猫またぎ」君がしばしば登場することになります。

寮生諸氏、「お~い、今日もまたホッケかよお~」と賄いのオバサンに聞こえるように叫んだものでありました・・・

今日も遠き日のどうでもいい想ひ出話になってしましました。お許しくださいませ

グッドナイト・グッドラック!