UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

たまにはゴチャゴチャ言わずにボランティアのお店番・・・

2017-02-11 00:28:14 | 日記

昨日も寒い一日でしたがGGIは近くのプリンスホテルさんでぬくぬく・ぶらぶら過ごしておりました

昨日のお昼前、九州は熊本からやってきたという某氏から電話があったからです

「もしもしGGIさんですか、私はさきほどプリンスホテルに着きました。《アメニティ・フォーラム》というイベントがこのホテルで今日から3日間開催されます。私はこのフォーラムの方で忙しいので、私どもの団体のブースの店番をしてください」

数日前にこの某氏の仲間である別の人物から突然、「あなたはどうせ毎日々々棒にふるような暮らししかしていないのだから、たまには人のためになることをしなさい。従って、私が派遣した人物から電話があったら指示に従うように」と一方的な命令があったのです。

《アメニティ・フォーラム》なるものをGGIは良く知らないですが、障害者などの生活支援を行っているボランティアや支援グループ、福祉団体、NPOや社会福祉関係者、行政関係者などによる大規模なイベントであり、毎年湖国でこの時期に開催されているようです。関心のある方は以下のサイトなどをご覧くださいませ。

http://glow.or.jp/activity/amenity/

このGGIに厳命を下した人物が中心になって運営している、障害者に機織り機で織物を作ってもらうという活動を行っている熊本市内の《さをり工房“み~や”》というグループなどが作った織物をこのフォーラムの会場で展示・販売するので、その店番をしなさいということであります。

厳命でありますので、雪の中、プリンスの会場へと向かいました。ホテルに隣接した大きな二階建ての宴会専用の建物全体が会場であり、人であふれてかえっておりました。

各宴会場ではいろいろな講演会が同時進行、セミナー、分科会、映画上映、コンサート、障害者がつくったアート作品など各種の展覧会や展示会、関連書籍の販売など、実に多彩で大規模なイベントであります。参加者は優に千人を超えているのではないかと思います

その会場の片隅でGGIは夕方まで店番をしていたのであります。店番と申しましてもなすべきことはほとんどありませぬ。ただ店番がいますよ、とわかるようにしていればいいのです。

今日の写真はGGIのお店に立ち寄ってくれたお客さんを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。障害者が機織り機で織ってつくったショール、バッグ、Tシャツ、帽子など、それに織物の写真集や本が販売希望物であります。熊本から派遣されてきた人物が「展示してみなさんに知ってもらうのが目的ですので売れなくてもいいのです」とおっしゃっておりましたので気楽な店番でありました

というわけで、GGIの努力も足りなかったのでありますが、結局は一つも売れませんでした。手に取って見てくれる人は結構いたのですが、お値段も結構なものであり、GGIが紳士ぶって押し売りしなかったこともあり成果なしでありました。

一人だけ、元気な中年の筋肉隆々のオジサンがTシャツを手にして気にいった様子でありましたが「これLだけど、LLはないの?」と尋ねられて、GGIは「私は雇われ店番なのでわかりあせぬが、多分ありません」などと言ってしまったものですから売れませんでした。

「LLはないのですが、このL、よくお似合いですよ、小さめのほうがお客さんの筋肉のプリプリぶりが目立ってますます男前に見えますよ。世の中、小が大を兼ねることもあるのです。買いなさい」と押し売りすべきでありました。

また、前知事の女性が通りかかり「あら、きれいね」と声を発したものの買う気配はありませんでした。トレードマークの派手な緑のジャケットを身につけたこの婦人、知事を退いて少しはおとなしくなったようでありました。

この人物、現役時代に良からぬことも行っておりましたので「コラ、あの福島から湖国に持ち込まれた放射能で汚染された木材チップ、いったどこへ捨てたんや、正直に言え、言わないのならここに展示してあるモノ、全部買い取りなさい!」などと言ってもよかったのでありますが、なにしろGGIは雇われ店番の身です。暴言を吐いて雇い主に迷惑をかけてはいけませんので自粛いたしました・・・・。

明日も店番を・・・ということでありましたが。飽きっぽいGGI、はたしてどうなりますことやら

グッドナイト・グッドラック!