UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

新型ウイルスのワクチンには「副作用」なんていう危ないものはありませ~ん、あるのは「副反応」で~す!:厚生省

2021-05-31 01:37:43 | 日記
日本は言霊(ことだま)の国と言われることがあります。つまり古き伝統を誇るわが日本では、言葉には霊が宿っているというのです。果たして言葉に霊なるものが宿っているのかどうか、言葉に対する感覚はひと様々でありますから、そのようにお感じになる方もおられることでありませう。霊が宿っていると信じるかどうかは、いわば信仰の問題でありますのでGGIはとやかく言うつもりはありませぬ。

しかしながら、言葉なるものは正しく使われなければなりません。言葉を手前勝手な意味で使ってはなりませぬ。これは当たり前のことであるのですが、最近は必ずしも安心できませぬ。勝手に新たな意味を付け加えたり言い換えたりして、事の実態や真相を隠蔽しごまかそうと意図しているのではないかと疑われたりするようなことが少なからずあるからです

その一つの典型的な例が、急に最近やたらと目につくようになりました、新型コロナワクチンの「副反応」という言葉です。

先日、朝日新聞の川柳欄に「副作用・・・副反応・・・」云々という句が掲載されていたのですが、GGIはこの句を目にしたとき、この句のどこが川柳になっているのか、その意味が理解できませんでした。けれども、その後、しばらく毎日ボンヤリ新聞を眺めておりまして、最近になってから、つまり日本でも新型コロナに対するワクチンの接種が開始されるようになってから、急にめったやたらと「副反応」という言葉に遭遇するようになったなあと気付き、あの川柳は「副作用」というあまり印象がよくない言葉を「副反応」という別の言葉に言い換えて言いくるめることの姑息さを嗤ったものであると理解することができました

鈍感なるGGI、やっと、これまでは「副作用」と表現されていた事柄に関して、様々な関係者やメディアなどが最近になっていっせいに「副作用」ではなく「副反応」と表現するようになったことを遅まきながら認識するに至ったのです。

ある事柄を説明するためにどのような言葉を使うかは自由ではあります。しかしながら、適切な定着している用語が存在しているにもかかわらず、その用語を用いることを意図的に避けて聞きなれない用語を用いることは、そのような言葉の使い方は、言霊ならぬ「言騙し」、すなわち言葉の使い方で人を騙そうとする行為に他なりません。言葉を言い換えることにより世を欺こうとするたくらみ、これは犯罪ではないにしても、悪質な行為であることは明白です。言騙しという行為がメディアなどを通じて白昼堂々まかり通るような社会は極めて危なっかしい状態にあると言うべきでありませう・・・・

勝手に「副反応」などと、誰かが意図的に捏造した新語を何も疑わずに平気で駆使しているマスコミ諸氏よ、あなたちは言葉を生業としているのであるならば、少しはプライドを持ちなさい、少しは考えなさい、己の無知を恥じるべきです。

みなさんもご存知のように、「副反応」という言葉は人体に異物を投入した場合に生じる人体に好ましからぬ作用や効果のことを意味する用語として広く定着している言葉です。英語ではside effetと言いますが、この言葉にはいい意味はこれっぽちもありませぬ。ですから、誰もが「副作用」と聞いただけで、いやだなあ、危ないなあ、やっかいだな、副作用がないといいけどなあ、などと思ってしまうのです

一方、「副反応」というのは英語ではside reactionと表現されます。この言葉は元々は化学の用語です。実験である複数の化学物質を反応させたときに、目的とする反応以外に別の反応も起きていた場合などに用いられる言葉です。「あれ、副反応が起きている」などと言ったりします。良かれと思って外部から投入された物質が人体に悪さを及ぼす現象を指す言葉なんかではありません。「副作用」という用語とはまったく無縁の言葉なのです。

「副反応」という言葉に化学物質どうしの間で起きることがある現象を指す言葉に他なりません。別に英語が得意でない方でも、学校時代に普通に勉強したかたは、英語のeffectとreactionはまったく意味の異なる言葉であることぐらいはすぐにお分かりいただけるでせう。ましてや、言葉を生業とするマスコミ諸氏は当然お分かりのはずだと思います。

つまり、「副作用」と「副反応」は本来まったく意味を異にする言葉なのです。それなのに昨今は「副作用」という言葉が急に忽然と姿を消し、まるで入れ替わるかのように、本来意味を異にしている「副反応」という用語が意図的に多用されるようになっているのです。新型ワクチンに関して用いられる「副反応」という言葉は上記のような本来の意味とは何ら関係のないこれまでになかった語法による新語あるいは造語であり、本来の意味をねじ曲げた言葉であるといってもよいでありませう

この言葉の言い換え現象は厚生省あたりの関係者の思いつきに端を発したものではないかと思います。この思いつきは新型コロナワクチンを日本に導入することが決まったころから実行に移されたものと推測されます。と申しますのは、少なくともGGIの記憶によれば、一昨年冬、インフルエンザシーズンにGGIは生まれて初めてインフルエンザのワクチンを接種したもらったのですが、そのときは「副反応」などという今まで聞いたことがない医学用語?はまったく耳にしなかったからです。

「副作用」という言葉には何もいい意味はありませんから、新型コロナのワクチンを日本に導入するにあたって、この人体への悪さをする現象を意味している、印象の悪い「副作用」という言葉を用いるのをできる限り回避することを意図したのです。すなわち某筋が、新型コロナのワクチンの接種を日本でより容易に促進するために、「副作用」という人々が不安がる用語を用いることはやめにして、本来は意味の全く異なる「副反応」というまぎらわしい似て非なる言葉を勝手に使うことに決めたのでありませう。

『みなさ~ん、新型コロナのワクチンには副作用なんていう危険なものはありません、あるのは「副反応」に過ぎませんよ、「副反応」はこわくないですよ~、ですから国民のみなさん、どうかご安心を!さあ、みなさんワクチンを接種しませう!』というわけです

この言葉の言い換えという詐欺について先日の新聞に以下のようないいかげんな説明が記されていました

副反応は、副作用とはどう違うのか。
 A 薬やワクチンの使用後に起きる、期待されたものと異なる有害な影響という意味では同じだ。治療に使う薬では「副作用」と呼び、ワクチンの場合は「副反応」と分けて呼ばれる。英語では同じ「side effect」という言葉が使われるのが一般的だが、日本では薬害の歴史などもあり、より厳密な使い分けが進んだとみられる(讀賣1月24日)

問題点や問題の背景をまったく省いたいい加減な説明でありますが、英語に関する説明は正解です。英語では日本語におけるような姑息な使い分けはありません。日本語の「副作用」も「副反応」も、いずれも英語ではside effect、この英語を日本語に訳せばいずれも「副作用」なのです!おそらくこんな姑息な使い分けを行っているのは我が日本だけでありませう

この読売新聞の「日本では薬害の歴史などもあり、より厳密な使い分けが進んだとみられる」という説明がどこまでほうとうなのか、定かではありません。この部分は、つまり「より厳密な使い分け」ということは、具体的には、要するに副作用と言う言葉は薬害などのよくないイメージを想起させるので、悪印象を与えることを避けることができる言葉すなわち新語(造語)のほうを使うことにした、という意味です。それなのに「厳密な使い分けが進んだ」などともっともらしくいいかげんなことを書くとは・・・・まことにメディアの劣化は目を覆うばかりです

制癌剤をむやみに多用する治療法など、がんの治療法を鋭く批判していることで知られている元慶大の先生、近藤誠氏は、インフルエンザの療法にも詳しく、そのためインフルエンザの療法に関してもイギリスの著名な医学雑誌「ランセット」に氏の批判的な論文が掲載されていますが、同氏は最近「新型コロナとワクチンのひみつ」という本(ビジネス社1430円税込)を出版されています。この本は新型コロナのワクチンの問題点を具体的なデータで裏付けることにより鋭く指摘したものですが、この本の中で同氏は「『副反応』などといういい加減な言葉は使うな」と述べています。

(ついでに申し上げますと、この本、出版妨害に会ったために出版が遅れてしまった、と同氏は「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」というサイトで述べておられます)

しかしながら、現実は想像以上に凄いのです。先日の夜、NHKでノーベル賞受賞者である日本人の某有名学者とこのたびのワクチンの発明者との対談が放映されていたのですが、そのなかでアナウンサーはもちろんのこと、この某著名学者までもが平気で「副反応」という言葉使っていたのです・・・

それだけではなく、このワクチンの開発は通常は5~10年かかるところをわずか1年という短期間のうちに開発され、すぐに認可されたという代物であり、開発の経過がまことに拙速極まるものであり、そのため、未だこのワクチンの問題点が明らかになっているとはとても言い難い段階にあります。それにもかかわらず、この著名な学者は「二回目の接種の時にすこしばかり『副反応』が生じることはありますが、危険なものではありません、『副反応』は大したことではありません」と言い切っておりました。

いまだ副作用については必ずしも明らかにされていない段階にあるにもかかわらず、すなわち副作用については明確なことが言える段階にはないにもかかわらず(文末に記しておきましたが、一部では欧州などで副作用が原因ではないか疑われる死亡例が出ているとされています)、早々と、このワクチンによると副作用は何ら問題ないとするが如き、慎重さに欠ける、お気軽とも言うべきことを発言をしていたのです・・・・

著名とされる学者までもがこんな有様ではもう世も末だ、などと申し上げたりしたら、日本が誇る偉大なるノーベル賞学者にたいしてアホの極みであるGGIが何をエラソーなことを言うのだ、などとお叱りを受けることになるのでありませうか・・・

(参考)このワクチンの副作用に関しては、近藤氏は上記の本の中で、「それまで健康であった人がワクチン接種からひと月以内にとつぜん亡くなったような場合は、ワクチンの副作用を疑うべきであろう、そのような場合はワクチンのメーカー側に、ワクチン接種の影響ではないことを証明する責任があるのではないか」と記しておられます。その一例として、近藤氏は以下のように記しています。

『2021年1月16日にノルウェーでワクチン接種してから短期間のうちの23人が死亡したと報じられ(高齢者を中心に約3万人に一回目の接種が行われた段階での数値)、ノルウェー政府は、検死が済んだ13人の結果から、高齢で体調を崩しやすい人たちの場合、一般的な副作用が重篤の症状を招いた可能性が示唆されたとしており、死者はその後も増え、1月19日には33人に達したが、ワクチンのメーカー、ファイザー社は「これまでの死亡者の数は期待された範囲内にある、警告的ではないとしている』『しかし高齢者が死亡したと公表したノルウェー政府の姿勢は評価できる』)

(ついでながら申し上げますと5月29日付けの「日刊ゲンダイ」は以下のように報じています)

『厚労省の「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」によると、医療機関などから報告された死亡事例は、2月17日から5月21日までに計85件。このうち、同部会は5月16日までに報告された55事例の評価を実施し、26日に公表している。いずれも「情報不足によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」とされているのだが、各事例の詳細(いずれもファイザー製)を読むと内容は衝撃的だ・・・(以下省略)』


厚生省さん、何をノンキなことを言っているのですか。情報不足なら情報を集める努力をしなさい!おそらく厚生省は、ノルウェーとは異なり、死亡例に関して検死はまったく行っていないのではないかと思われます

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

今日の写真は本文と関係ありませぬ。梅雨休みお見舞いでございます。よろしければクリックしてご覧になってください

グッドナイト・グッドラック!

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