UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

歴史を捏造なんかしないバス会社さんの見識に心から敬意を表します

2019-06-26 02:04:37 | 日記
昨日、湖都を走っている京阪電車さんに乗って「京阪大津京」駅まで行き下車、JRの「大津京」駅の前を通って近くにあるイーオンさんをうろつきました。

去る6月2日の日記に書きましたが、「京阪大津京}という駅名は歴史の捏造による駅名です。これまでは「皇子山」という壬申の乱と関係がある歴史的に由緒ある名前だったのですが、最近になって目の前にあるJRの「大津京」駅という名前につられて改名、歴史を捏造したのです。

と申しますのは、JR大津京駅はかつては「西大津」駅でありました。JRの駅がある地域は「西大津」と呼ばれているからです。ところがそれを以下にのべますように、湖都の市長さんがまったくの気まぐれで勝手に「大津京」駅に改名してしまったのです・・・

これまでに何度か書いていますが、今を去ること十年ほど前?のことであったでしょうか、湖都の市長さん、マンション業者や観光業者、インチキ文化人やその他怪しげな関係者などが語らって歴史を捏造することにしたのです。

「大津京」なる歴史上存在していない都がかつてあったことにしてJRの西大津駅を「大津京」駅に改名すれば観光客がたくさんやってきて潤うだろうと取らぬ狸の皮算用を画策、その結果、歴史の捏造に成功したのでありました。しかし、この改名、カネがかかっておりました。大金であります、公金を費やしたのです。

アホな湖都の市長さんは改名代としてJR西日本に6000万円も支払ったのです。JR西日本はおカネさえくれればお好きなように駅名を改名しますよ、という無節操・無教養な金儲け命の企業だったのです。しかし、駅名は変えたものの、おかげで観光客が増えたという話はいっこうに耳にしませぬ・・・しかし、JR西日本さんとしましては、別に観光客が増えなくても、すでに改名代で大儲けしておりますので、痛くもかゆくもありませぬ・・・

この駅名改称騒動、すなわち「大津京」捏造騒動の顛末については5年ほど前の日記など、何度か書いておりますのでよろしければご覧になってくださいませ。

「大津の宮」は歴史的に実在していたが「大津京」なるものは存在していなかった、学校の教科書にもそんなことインチキは書いていない、観光や金儲けのために歴史を捏造するという恥知らずなことを行ってはならないと主張していた某自治体の文化施設のまじめな学芸員氏から、市民に直接訴えて場をなんとか設けてほしいという話がありましたので、日本史のことなんか何も知らないGGIでしたが、公金を使って歴史を捏造するのは許せないと本気で応援したのです。講演会をやったり県内の学者さんを集めてシンポジウムをやったり、市長さん相手に監査請求したり・・・それに毎日新聞も文化欄で何度もこの問題を取り上げてくれました・・・・しかしながら、結局、市側に完敗とあいなってしまったのでありました。

駅名改称に成功してからは、「大津京」にちなんだと称してイベントなんかを開催したりして、いまでも市と市に取り入るみなさんは公金を無駄遣いしております

ところが、昨日JR「大津京」駅の前の歩道をあるいておりましたら、駅前にあるバス停の名前がいきなりわがGGIの目を直撃したのです。バス停がGGIを呼んでいたのです

バス停の看板にははっきり「西大津」!!

バス会社は愚かなるJR西日本さんや京阪電鉄さんの尻馬に乗るような恥ずかしきことはしなかったのです。「西大津」は何があろうと「西大津」であると、歴史の捏造を断固として拒否、「西大津」の名称で押し通していたのです。

GGIはいたく感激いたしました。感激のあまりひたすら感涙にむせび、鼻水が止まりませんでした。バス会社さん、ありがとう!よくぞ駅名を変えずにガンバッってくれた!

GGIはここにバス会社さんの見識に心から敬意を表し、感謝申し上げます。

ところで、このバス会社の名前は「京阪バス」であります。ワッハッハ、軽薄な京阪電鉄さん、反省しなさい!!

「大津京」駅騒動についてはウィキペディアさんにも駅名改称に至る経過が詳しく記されていますので、関心のある方はぜひご覧になってくださいませ

今日の写真はJR大津京駅前のバス停の看板を撮ったものです。どうかクリックしてご覧くださり、歴史の真実についてお考えになってくださいませ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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