UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

京阪電鉄さん、長ったらしい駅名なんかやめなさい、誰もちゃんと言わないぞ!

2019-06-02 01:34:11 | 日記
京阪電鉄さん、観光客誘致のためでありませうか、最近いくつも駅の名前を改称しております。

駅名を変える自由はどうなっているのでいるのでせうか。公序良俗に反しなければ鉄道会社は自由に決めることができるのかもしれませんが、京阪電鉄さんの場合、改称した後の駅名が元の駅名よりは必ず長くなるという、まことに好ましからぬ傾向が認められます。

GGIが日ごろお世話になっておりますわが湖都を縦断している石坂線の場合、2年前に四つの駅が改名されております

京都行の京津線との分岐点である「浜大津」 ⇒ 「びわ湖浜大津」
比叡山の麓、坂本の町にある終着駅「坂本」 ⇒ 坂本比叡山口
市役所がある「別所」 ⇒ 「大津市役所前」
「壬申の乱」で知られる歴史的に由緒ある地名である「皇子山」 ⇒ 「京阪大津京」

あのねえ、京阪さん、初めて湖都を訪れた観光客のみなさんは別として、湖都の玄関口の駅である「びわこ浜大津」、いつも利用するお客さんはわざわざ「びわこ浜大津」なんて言いっこありません、いままでどおり「浜大津」としか言いませんよ!

それに「坂本比叡山口」なんていう長たらしい名前、誰もいいません。単に「坂本」で十分だからです。「比叡山口」なんというのは造語です。そんな地名これまでありませんでした。それにこの新駅名、なぜ比叡の隣に山口があるのだとびっくりしてしまう人もいるでありませう!

「大津市役所前」という駅名も実際にはあまり使われていないでしょうね、「どこへ行くの?」「別所、市役所に用事あるんや」という具合です。それにですねえ、老朽化している市役所がどこかへ引っ越しなんかしたらどうするんですか、また元の駅名に戻すのですか?

「皇子山」という歴史的に由緒ある名前を簡単にポイ捨てして、「京阪大津京」に変更したのもとてもいけないことです。「皇子山」というのは壬申の乱(672 年)で大海人(おおあまの)皇子に敗れ、近くで自殺した大友皇子(天智天皇の息子)に由来した名前なんですよ。

JR湖西線への乗換駅であるこの駅をわざわざ「京阪大津京」なんていう人はいませんよ、「皇子山」はあくまでも「皇子山」なのです。それに「大津の宮」はかつて存在していまししたが「大津京」なるものはまったくの歴史の捏造です。観光客誘致をめざした市役所の役人やマンション業者や観光業者、インチキ文化人・学者がでっち上げたのです。京阪さん、歴史の捏造に手を貸すなんて恥ずかしいことをしてはいけませんよ。

今を去ること十年ほど前のことだったでせうか、湖都の市役所が観光客誘致のためにJR西大津駅を「大津京駅」に改名しようとしたときに、GGIは某市の歴史博物館の専門家に頼まれて、歴史の捏造はやめろと市役所と大ゲンカして敗けてしまったということがありました。この敗北が未だにトラウマになっておりますので、この「大津京」(JRの駅名)や「京阪大津京」という駅名を目にすると寒気がいたします。

などなど、京阪電鉄さん、もうこれ以上アホな駅名改称を行わないよう、京阪さんの駅に掲示されるアホ・ひらパーのポスターの大ファンの一人として切望させていただきます。

京阪電鉄広報部の弁

え~、お客様のご切望に回答させていただきます。私ども確かに駅名を改称いたしましたが、当該の駅をお客様がどのように表現されようが、たとえ旧駅名で称されようが、それはまったくご自由でございます。私どもはお客様の内心の自由に干渉するつもりは毛頭ございませんのでどうかご安心くださいませ。今後とも京阪電鉄をご愛用くださるようお願いもうしあげます

今日の写真は「びわこ浜大津」駅の電光雉版を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になり、長ったらしいローマ字の表記をおたのしみくださいませ。写真に写っている「太秦・天神川」というのも関心できませぬ。太秦か天神川か、どっちかにしたらどうですか?

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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