先日、GGIは久しぶりに湖北の町に行ってきました
某ミッションのためです、
ミッションの目的地は某小学校でありました
ミッションの合間に校庭をぶらついておりましたら、なんと校庭の隅で木漏れ日のなかに立っている二宮金次郎クンの像に遭遇してしまいました
ここでお手数ですが写真をクリックして二宮金次郎クンとご対面くださいませ
いまでも二宮金次郎クンの像を飾っている学校があるなんて、正直言って驚きました、もう金次郎クンの像なんか過去のものになっていると思い込んでいたからです
金次郎クンと話す機会があろうとはユメにも思っておりませんでしたので、さっそく対話を試みることにいたしました
「金次郎クン、お忙しそうですがちょっとよろしいですか」
「誰かと思ったらイチャモン・オッサンのGGIさんですか、忙しいというわけではありません、忙しそうに見えたとしたら、それはGGIさんの誤解です」
「だって金次郎クン、君はあいかわらず歩きながら読書してるじゃないか、勉強熱心だから忙しいんじゃないの?」
「ブー、それはまったく誤解です、ボクが手にしているのは本ではありません、いま地球上を席巻しているスマフォで~す、本のように見せかけた新型スマフォです、勉強に励んでいるのではありましぇ~ん、アッチコッチどうでもいいサイトを日がな一日眺めているだけで~す」
「でも君は薪を背中にかついだりして、勤勉そうに見えるじゃない」
「ブー、ボクは薪を背負ったりなんかしてましぇ~ん、これは薪の束に見せかけたニューデザインのデイパックで~す、この中にはアイパッドやパソコン、それにこの辺は若狭の原発クンたちから30キロ圏だから、3・11以後の必需品、放射線計なんかも入っているので~す」
当然のことでありますが、二宮金次郎クンも時代とともに変わってしまったのでありました
でも、かつて勤勉実直、自助努力のお手本とされてきたこの二宮金次郎クン、面倒なことが大嫌いな新自由主義を標榜しており、「お札刷れ刷れ天まで届け」とか「もう国民のみなさんの面倒なんかみないから、みなさん自助努力でしっかりやってよね」などと思っているアベ君によって再び脚光を浴びることがあるかもしれませぬ
グッドナイト・グッドラック!