５月１２日の日曜日、さつきの空はあくまでも青く、とても良い天気で暑いくらいでありました
それで、脱原発のデモを行いました
JR駅前を午後１時半に出発ということですので世話役みたいなものの一人でありますところのGGI、午後１時ごろに駅前に行きました、駅の横の広場が集合場所ですが人がも集まっているような気配がありません
気配はないのですがベンチに座っている前期高齢者ふうの人物がおりましたので、ちょっちたずねてみましたら、どうやらデモ参加者のようでありました
湖都でGGIたちが月一回行っているデモは組織だったものではありませんので果たして何人集まるかは、教育テレビの番組「科学大実験」ではないのですが「やってみなきゃ分からない」のです、
でも、だいたいにおいて2011年5月にやった数百人の参加者があった第一回目のデモを頂点に、参加者数は見事かつ確実に長期低落傾向・・・最近はせいぜい数十人・・・ですから最少催行人数を何人にすべきか、これが今後の重要なる課題であります
先月なんか、GGIが午後１時ごろに駅前にいったときは文字通り一人もいませんでした、それでGGI、しまった、日を間違ったかなあと思って、あわててデモのまとめ役の人物に電話しましたら「今日です、いま近くまで来ています、ご心配なく」との返事、やれやれ、よかったと一安心いたしました
今回もあまり集まりそうもない雰囲気、警察に届けてある出発時間の午後１時半まであと十分少々というのに集まったのはまた十人足らず、GGI、若干心配になってまとめ役の人物にききました
「おいあと十分ぐらいしかないぞ、だいじょうぶか、集まるか？」
でもなかなか経験豊富、冷静沈着かつ実務能力にたけたこのまとめ役氏、いっこうにあわてる気配はありません
「だいじょうぶや、心配いらん、いつもこうや、ダラダラ出発時間を延ばしているうちに最後はいつのまにか数十人になってる、そやからあわてることない、心配無用」
まことにこのベテランまとめ役氏の言うとおりでありました、この日もさあそろそろ出発しなければと思ったころには見事に参加者は数十人に達しておりました
だいたい参加者が集まったところで、このベテランまとめ役氏が挨拶代りの第一声をあげるのですが、その内容がなかなか実務的にありいつも感心してしまいます
「え～、みなさん、次回のデモは○月○日です、集合場所・時刻は今日と同じです」
なぜ最初に次回の予告を行うのか、ベテランまとめ役氏の言によりますと
「デモが終わってから解散地点で次回の予告を行うつもりでいても、デモを終えてほっと一息ついて雑談などしているうちに次回の予告をするのを忘れてしまんや、だから大切なことは一番はじめに言っておくにかぎる」
たしかにそうであります、ですからこのまとめ役氏、なかなかの実務家でもあるのです、GGIにも経験があります、市内某所で某謀議などを行ったときに次回の謀議日程を決めるのを忘れてしまい、あとになって謀議参加者の都合を一人一人聞いてまわらなければならない、ということをしばしば経験したことがあるからです
隊列というほどでもないデモの列は湖に向かって駅前を下ります、やがて西武デパートさんやパルコさんがある大きな四つ角を右折して関電さんの支店のビルへ、ここで関電さんに励ましのエールを送り、さらに湖に向かって進んでいきますと、湖岸の公園に到着、ここが解散地点です
この日はシュプレヒコールだけではなく、遅れてきたメタボ気味の赤シャツ青年が歌いながらあるいておりました、スローテンポで「ふるさとふくしま」と歌っておりました、美声とまではいきませんが、なかなか気持ちのこもったいい歌いっぷりでありました
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日本一すばらしいデモ解散地点の光景です、遠くに見えるのは天台宗の本拠地、比叡山、目の前の湖は「天台の湖（うみ）」とも言うそうであります
グッドナイト・グッドラック！