■ 信毎メディアガーデンで開催中(0608~0615)の「江戸の町並みジオラマ展 江戸時代にタイムスリップ!」を見てきた。火の見櫓もあるだろうという予想は当たっていた。
会場に置かれていたリーフレットには作者の三浦 宏さんの**(前略)大きなものを作ったのは、昭和56年、辻村寿三郎さんが人形を手がけた「吉原遊郭」が最初です。それ以降、失われていく江戸の町をどうにか残せたらと思って、長屋、湯屋、おもしろい。表店・・・と、ひとつひとつを1年~2年かけて作りました。(後略)**というコメントが載っている。
すばらしい出来栄えの作品が配置されていた。
高さ8.1m(縮尺1/10)の火の見梯子の正面側
半鐘の上の切妻屋根は目板葺き
脚元の様子 控え付きの束(束:短い柱のこと 床束、小屋束などがある)に固定している。倒れ止めの控え柱がある。火の見梯子の脚を固定した様子を初めて見た。模型を作るときは図面や錦絵など資料も徹底的に調べるということだから、実際にこのように固定していたのだろう。
棟割長屋
湯屋