透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

221 火の見ヤグラーな休日

2011-11-18 | A 火の見櫓っておもしろい

塩尻市洗馬岩垂の火の見櫓

 
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 辰野町で火の見櫓を観察しての帰路、少し寄り道をしました。塩尻市洗馬岩垂。ここは長野県内有数のレタスの産地です。この集落を抜けるとレタス畑が広がっています。

生活道路の辻に小さな火の見櫓が立っていました。後方に防災無線の屋外スピーカーが見えています。なんだかな~という立ち姿、味気ないです。

3角形の櫓に3角錘の屋根と3角形の見張り台は小さな火の見櫓によくある型です。細身の櫓の外側に梯子が設置してあります。素朴な照明器具がついています。夜間は街灯の役目をしている火の見櫓、どんな表情を見せているのか気になります。




撮影 111113

火の見櫓も道祖神も長い年月の流れの中、人びとの暮らしをずっと見守ってきました。田舎ならではの素朴な光景です。