黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

No.9

2012年12月30日 19時42分46秒 | 毎月のノルマ
12月30日分。

 毎度。今日から何日かの間は、使い慣れない薄型キーボードにて、実家からの更新でお届けいたします。幽霊です。
 こっちのPCだと、使っているモニタが自室のやつに比べてかなり横にワイドなので、文字数の感覚がいまいち掴めませんね……。

 毎年の年末恒例行事として、コンサートを聴きに行くというのが我が家というか、私と母親殿との間でありまして。今回はそれが今日ということで、ならついでに帰省するかと。
 一昨年が渋谷のオーチャードホールで「メサイア」や「マイスタージンガー」や「第九」。去年が汐留にて劇団四季の「オペラ座の怪人」……って、これは珍しくコンサートじゃなかったんでした。
 で、今年は初台の東京オペラシティにて「第九」です。大体は毎年「第九」なのですが、去年だけちょっと違ったのですよねぇ。
 たぶん一昨昨年がレニングラード管弦楽団、一昨年も同じところで、今年はウクライナ国立歌劇場管弦楽団の演奏です。
 こういうときだけは、何年か分のバックログがある自分のブログがちょっとだけ役に立ちます。まあ、大概は一番必要な情報を書いておらず「意味ねぇー」になりますが。

 今回は母親殿がおもしろがって、妙な場所の席を取っていました。どこかと言えば、何とオーケストラの真横。
 一階席なら真横というのはあり得ないのですが、二階席・三階席だと真横というのが存在しておりまして。オーケストラの演奏を、真横から見るという珍妙な経験をしてきました。
 コンサートは毎年何かしら行っていたハズなのですが、真横から見るとまた面白い発見が色々とあるもので。
 ティンパニのおぃちゃんが演奏中に鼓面に耳を近づけて調律? していたり。クラリネットが出番の無いタイミングの間に、結構頻繁にバラして拭き取りしていたり。
 一番吹いたのは、たぶん第一ヴィオラだと思うのですが、これがまたかなり恰幅の良い姐さんでして。一瞬休憩している間、ヴィオラを下ろすのではなくて、顎と肩の間に挟んで手を離すという荒技をやっておりました。しかも複数回。わーお……。
 そういえば一つちょっと驚いたのが、コンサートマスターが女性だったこと。珍しいような気がしますが、そーでもないのか?

 ちなみに。私も今調べてみたことなのですが、当然というか何というか、年末に「第九」というのはやっぱり日本独特のことみたいです。
 大本は今で言うNHK交響楽団が、年末のお餅代を稼ぐためにコンサートを開いて第九をやった、というのが始まりであるという説が有力だそうな。
 海外から招かれて演奏をしてくれる楽団の人たちも、なんでわざわざ年末に第九なん? と首を傾げていることでしょう。
 ……ま、お金落としてくれるんだったら、別になんだって良いのかしら。結構あちこちで第九やってるしなぁ。

 余談。全然関係の無い話ですが、昨日ちょこっとネタにした中央道の笹子トンネル。まーた事故発生だったようですね、今日。
 まあ今日のはまたしてもの崩落ということではなく、単に追突事故だったようですけれども。帰省ラッシュ真っ最中、帰省からの戻りの道中も含めまして、事故には充分にお気を付けください。

 ではでは。ひゅう、どろん。