黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

ノルマダブル

2012年12月22日 23時14分45秒 | 毎月のノルマ
12月22日分。

 毎度。クリスマスイブも絡めた三連休ではありますが、別にこれといった確定の予定は無く、と。まあいつも通りですね。幽霊です。

 おおよそで考えていたのが、せいぜい真ん中の日曜に多摩サイへ走行へ出られれば良いかな、くらい。
 そんなくらいだったので、今日は別になーんもする予定は無かったのですが……。結局、出かけてきました。行き先は、先週に引き続いてまたしても六本木です。
 前回はサントリー美術館でしたが、今度は森美術館へ。先週はミッドタウンで、今日はヒルズですな。
 別に観光しに行ったわけでもなく、ショッピングへ行ったわけでもないんですが、何故か六本木の有名どころへ両方回ってしまった形に。似合わんことを……。

 ともあれ、今回行ってきたのは森美術館にて開催中の「合田誠展 天才でごめんなさい」です。
 ハッキリと言ってしまいますが、私は現代アート方面に全く知識と関心が無かったため、まるっきりノーマークの分野でした。今回行ってみたのは、単にパッと見て面白そうだったから。
 ……まあね、企画展のサイトを見た時点で、大体「ああなるほど」と思う気配濃厚だったのですが。
 実際眺めに行ってみて、ああこれはマヂキチだなーと爆笑と苦笑いを混ぜ合わせて笑ってきました。そしてついでに、げっそり疲れました……。
 展示点数自体はそんなに多くない筈なのですが、一発一発が割と強烈だもので、見てて体力というか気力を吸われるような気がします。単に笑い疲れただけかもしれませんが。
 なお、全般に企画展のサイトの印象通りの方向性をもった作品しかありません。この時点で合わない人は、間違いなく合わない内容と思います。私は好きですが……。
 でも、私が好むってことは、それだけ……ってことですし、ねぇ?

 さて、「今年」のノルマとしては、今日の展示でお終いでしょうね。「今年度」ならまだ三ヶ月ほどありますから、更に積んでいくことにはなりますけれども。
 自分でももう何に行ったのやら覚えていないので、ちょっと過去の記事をひっくり返してみました。

 ・1月:「歌川国芳」展(森美術館)
 ・2月:「ルドンとその周辺 夢見る世紀末」(三菱美術館)
 ・2月:国立科学博物館の常設展
 ・3月:「ユベール・ロベール 時間の庭」(国立西洋美術館)
 ・4月:「ボストン美術館 日本美術の至宝」(国立博物館)
 ・4月:「インカ帝国展」(国立科学博物館)
 ・5月:江戸東京たてもの園
 ・6月:「レオナルド・ダ・ウィンチ美の理想」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・6月:「クライドルフの世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・7月:「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)
 ・8月:「中国山水画の20世紀」+常設展(国立博物館)
 ・9月:「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館)
 ・10月:「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)
 ・11月:「巨匠たちの英国水彩画展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
 ・12月:「森と湖の国 フィンランド・デザイン」(サントリー美術館)
 ・12月:「合田誠展 天才でごめんなさい」(森美術館)

 んー……こうして並べてみると、やっぱりある程度絵画展が混じっていますね。特に西洋絵画。
 ただ、今年は多少意識して絵画展以外にも回るようにした甲斐あって、博物館系も幾つか混じってます。12月の一回目の方も、美術館ではありますがガラス作品ですし。
 そうかー、これだけ回ってたのかー。はっきり覚えているやつは限られますけれどもね……。まあ、そんなもんか。
 よくよく考えてみると、そういえば今年は一月に歌川国芳を観に行って大混雑してんなーとゲンナリしたかと思えば、年末の12月にまた森美術館で締めたわけかー。縁があるのか無いのか。
 色々と面白いものです、こういう世界も。これだけ色々回れるのも、東京ならではでしょうか?

 あ、全然関係のない話ですが、『大砲とスタンプ』の新刊がもう出ているみたいですね。
 かなり地味でマイナでマニアックな漫画ですが、結構気に入ってます。こっちも待ってたけど、ワーシェンカの方はどーなってんだ?

 ではでは。ひゅう、どろん。