
2015年4月、土佐町に移住してきました。
先に高知に移住した友人家族に会ったことが、
きっかけになりました。
長男が生まれたとき、
食べるものに意識し始め、
京都の山奥にある
30年間無農薬・無肥料の田んぼで、
初めて米作りをしました。
収穫したお米はとても美味しく、
自然の恵みを感じました。
この感覚が忘れられず、
また他の人にも伝えられたらと思い、
米・野菜を作り始めました。
2018年5月、
山の生活を楽しむという思いで
「山楽」という屋号を付けました。
農業だけでなく、
山でできることをは何でもやろうと思うので、
農園という名前は付けていません。
会にも7月から野菜を出し始めました。

山では耕地と同じ広さの
畦畔(耕地間の境)の草刈りが一苦労ですが、
米・野菜が美味しいといわれると、
農業をやっててよかったと思います。

食べるもので世界は変わります。
いのちの価値観が優先される社会になればと願っています。
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2020年8月号より転載しました。