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高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

畑作入門一歩前 その36

2018-02-25 09:00:00 | 連載
小幡 尚
   
 9月の始めに大根の種を蒔きました。大根を植えるのももう5度目となります。2・3年目は大成功だったものの、
4年目の前年は「ほぼ壊滅」だったので、これまで以上に丁寧に肥料を施し、きちんと畝を立て、慎重に種をまく
時期を決めました。9月中旬にはきれいに芽が生えそろい、「今年は豊作だ」と確信しました。
 10月末には、さつまいもを収穫することができました。前年に大きな成功を収めた「土佐紅」の栽培は、2017
年も「中成功」といえる結果となりました。収量はやや減りましたが、大きくて形のよいいもの割合が前年より
もアップしました。ただし、前年にはほぼなかったねずみによる(と思われる)食害がやや多めに出てしまいま
した。ねずみの活動が年によって大きく異なるのはなぜなのか不思議です。
 11月中旬には、玉葱とウスイエンドウの苗を植えました。玉葱の植え付けにはだいぶ慣れ、手際よく作業を進
めることができました。
 ウスイエンドウを畑に植えるのは初めてです。前年、自宅の庭のプランターで上手くいったので、今度は畑で
チャレンジしてみることにしたのです。支柱は、葉が付いたままの竹を使って作りました。自宅近くの畑には、
竹を利用したエンドウの支柱がよく見られます。畑の中に枯れた竹が立っているという不思議な風景が好きなの
で、見よう見まねで作ってみました。春になって、わさわさとした竹につるが巻き付いていくのを見るのが楽し
みです。

長きにわたり、拙い「農業体験記」を連載させていただきました。
第36回の今回で最終回となります。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年2月号より転載しました。(一部割愛)
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