goo blog サービス終了のお知らせ 

高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

うちの畑にようこそ 2月10日記

2018-02-23 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

「第3土曜日 高知オーガニックマーケットに出店中!」

この10年、有機野菜だからといって慣行栽培に見劣りしない見栄えと他との差異がはっきり出る品質にこだわった。
《強烈に違いのわかる野菜の味》にこだわり続けてきた。
だからこそ、どこにいっても後発組なのだが、試飲/試食していただくと即お買い上げということが多くなった。

今年に入って、高知オーガニックマーケットへの出店も新たな販路を探してのことだが、
11月中旬、東京・中野での「しましまローカルマーケット」体験が大きな原動力だ。
丁寧に作られたもの、本当に安心して食べられるものを求めて、
土曜日、高知市郊外にわざわざ出かけて来てくれる方は多い。
直接生の声が聞けるのは正直嬉しい!
普段の農作業は結構孤独で、評価の声は野菜のリピート数でしか測ることができないからだ。
商品のお代以上の嬉しい気持ちの貯金が増える。
仮想通貨は危ういところがあるが、思いの積み重ねは増えることはあっても減ることのない貯金だと思う。
もちろん、オーガニックマーケット栽培履歴書の横には【土といのち】のリーフレットを置いて、
興味のある方をお誘いしている優秀な?会員ワタナベである。
いろんな出店者と話せることは多様な価値観を学ぶ場。
青空マーケットの大きな魅力である。

人生は一回きりなのだ。思った通りにやってみたらいい。
自分で決めた道を歩けばそれでいいのだ。
そんな声が聞こえてくるような気がする。

ニーチェの格言
『あなたにはあなたの道がある。私には私の道がある。正しい道、正確な道、唯一の道というものは存在しない。』

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年3月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする