あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

わたし流ジャム作り

2021-06-17 10:32:12 | 野菜・果物・料理など
 白いイチゴ。箱売りを買って来ました。
 いえ、珍しい品種の白イチゴではなく、色づきの悪いイチゴのことです。

 
 一日おいたらかなり赤くなりましたが、形の悪いのはどうにもなりませんね。


 
 だけど、意外においしいのです。 生でかなり食べてしまいました。本来イチゴは5月頃が旬。クリスマスの頃は高いばかりであまりおいしくない、冬にはあまりイチゴを買いません。
 そして終盤になるときれいなイチゴは少なくて、こんなふうに奇形が多くなるのですが、加工用として安く売られています。
 
 先日はイチゴソースを作りましたが、今度はジャムにすることにしました。
 
 ここからがわたし流ジャム作り
 
 まず、へたをウマオにとってもらい(包丁ではなく手で)、砂糖をまぶしてしばらくおきました。子どもに手伝ってもらうときは、イチゴは小さすぎて包丁で手を切りやすいし、多分、半分は果肉も捨てることになると思います。指先の訓練もかねて、手が一番。

 
 砂糖はてん菜糖。最近上白糖の使用頻度が減って、てん菜糖を使うようになっています。味がどうちがうかなあ? 多分黒砂糖を使うほどの味の違いはないと思いますので、そこはあまり気にしません。砂糖の量は適当です。自分が火を通してから味見して、自分がおいしいと思う量に調整しています。だから家のはちょっと甘み控えめ。
 
 
 今回はレンジを使いました。ラップをかけたいところですが、かけません。というのは、ラップをするとぐつぐつ沸きすぎて汁があふれてくるからです。それでおいしいジュースを何度こぼしてしまったことか。
 そう、ジャムと同時にジュースも取ろうという魂胆です。

 
 なぜか端っこに泡が集まります。これはキッチンペーパーで拭き取ります。あく取りはほぼこれでOK。
 様子を見ながら何回かに分けてチン。


 
 
 たっぷり汁気がありますので、上澄みをすくい取って別容器に入れます。



 今回は、コップいっぱいの汁をとって半分に分け、炭酸で割ました。 トラオとウマオにあげたら、おいしいと言ってあっという間に飲み干しました。
 こうして少し汁を減らすと、煮詰める時間が短縮されます。実をつぶすのもつぶしやすいです。
 汁はもっと取れますが、取りすぎるとジャムの色が薄くなってしまいますので、そこはまあほどほどに。
 だけどよく考えたら、市販のジャムの質の悪いのは,着色料で赤くしているではないですか。それを考えたら白っぽいジャムでも全く問題なし。それにとろみを出すために、寒天とかゼラチンとかペクチンとか、何らかの添加物が入っていますが、わたしのは純粋にイチゴと砂糖だけです。レモン汁さえ入れません。
 
 ※補足 レモンにはペクチンが含まれていて、とろみを出す助けをしてくれますが、いちご100%のジャムにはレモンは不要です。十分酸味もとろみもあります。
 
 後は汁気がなくなるまでレンジにかけます。火にかけるより焦がす危険が少ないです。(私はせっかちなのでいつも焦がしてしまうんです)レンジでも時間をかけすぎると焦げます。様子を見ながら何回かに分けて加熱します。
 多少形は残っていますが、裏ごしなどの手間はかけません。食べるときつぶせばいいの。
 
 熱湯消毒した瓶に詰めて出来上がり。
 


 
 
1パックで少量作れば、2.3日で食べきれるので、消毒の必要もないかと。
 あ、消毒してあっても冷蔵庫で保管します。長くおきたいときは冷凍で。
 
 この勢いでもう一つジャムを作りました。
 去年冷凍してあった桃。
 


 砂糖を混ぜてレンジにかけました。
 柔らかくなったところでつぶして、もう少し煮詰めたら出来上がり。



 ほんのちょっとしかなかったので、梅のジャムと混ぜてしまいました。せっかくの桃の香りーもったいなかったかな?
 
 


 
 ちゃんと桃の香りが残っていました。おもしろいことに別々に作ったジャムなのに甘みはほとんど一緒。舌が自分の好みを覚えているようです。
 
 手間をかけずに本物の味を。かっこよく言えばこれがわたし流。
 
 裏返していえば ずぼらの極みのジャム作り。
 
コメント (4)
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