あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

タイサンボクの花

2021-06-10 12:59:43 | 植物
 6月から太極拳の教室再開、また、週1で松山市へ通うようになりました。教室が終わった後、久々にタイサンボクの花を見て帰ることにしました。
 タイサンボク自体はほうぼうにありますが、高い木なので花を間近で見られることはあまりありません。が、ここだけは違います。
 
 
 木を植えている場所が道よりも低いため、花が目の高さのところに咲いているのです。
 
 まだきれいな花がいっぱいありました。

 
 
 花はボタンくらいの大きさ。こんもりと丸いつぼみは咲きかけのボタンと似ていますが、どちらがより好きかと言えば、タイサンボクですね。



 
 肉厚の真っ白な花びら、花心のわずかな赤い色。シンプルでいて華やか。

 
 
 何枚でも写真を撮りたくなります。



 スプーンのような花びらに、蕊がこぼれるので、咲き終わりは少々汚くなるけど、香りもいいし、やっぱり大好き。
 
 
 しばらく堪能した後、ここに近い県道を通って帰ることにしました。
 そうだ、ついでに「森の交流センター」に寄って帰ろう。先月は外出自粛が求められ閉鎖していたセンターですが、フェンス越しにユリノキの花が見られたと義妹が言っていましたから。まだ咲いているかなあ。
 
 残念、ユリノキの花は影も形もなく、モクレンも桜も、ありとあらゆる木が青々と茂っていました。そりゃそうだわ、あれからずいぶん日がたつもの。
 ふと思いついて、カラタネオガタマはどうかなと見に行きました。
 香木園と立て札のついたエリアに植えられているはずなのですが、そもそもカラタネオガタマの木をよく知りません。花だけが頼り。なので足元の名札を頼りに探します。
 
 一番に目についたのが「栗」? 栗が香木の部類に入る?
そりゃ、独特の匂いが合ってかなり広範囲にまで匂いはしますが、香木ねえ。
 
 それから梅の実がいっぱい落ちていて見上げたけどどの木か分からないほどいろいろな木が茂っていました。梅にも芳香はありますが、梅園は他にあるので梅の実ではなかったかも。
 
 ほう、これも香木ね。
 
 ホウの木。 桜三里のも先週までは咲いていましたが、高い木なので匂いをかいだことはありません。
 
 
 こうしてみると葉っぱはモクレンそっくり。そして実は、離れてみるとフウセントウワタみたいにぷっくりしていましたはおもしろい、初めて見ました。



 
 花盛りが終わろうとしていた木。あまり高くはありません。

 


 小指の爪くらいの小さな花でした。
 何本も生えていて、どれに名札がついているのやら。
 
 大きなハチがやってきました。
 
 
 クマバチかな? 人間には見向きもせず花の間を飛び回っています。迫力はすごいけど、多分こちらが何もしなければ相手もなにもしません。不用意に振り払ったりしないことですね。



このハチが来た木に名札を見つけました。なんとまあ!
「榊」
サカキの花、初めて見ました。
 
 最後の最後に「カラタネオガタマ」の名札を見つけました。残念、花はもうありませんでした。
 
 
 実は予想通りモクレンに似ていました。お薬のカプセルくらいの小さな小さな実。ホウの実と並べてみたい。それが枝の左右にお行儀良くついて、花もこんなふうに咲くんですね。かわいい~
 
 けど、なにもかも花は終わってて、せめて先週思いつくべきでした。そして、はっと思い出しました。
 
 わたし、本当は道後のお寺にジャカランダの花を見に行きたいと思ってたのに・・・・すっかり忘れてました。
 
コメント (2)
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