あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ボタンクサギと黒いチョウ

2008-08-26 23:24:02 | 植物

 桜三里を通るとき、前々から気になっていた場所が2カ所。 その一つがここです。 


 ボタンクサギの群生です。 去年、超ど根性のボタンクサギを紹介しましたが、過酷な環境の中であまりきれいには咲いていませんでした。 今年は是非とも花を写さなければ。 うかうかすると花が終わってしまいます。 松山へ行く途中、わざわざ車を降りて写真を撮りに行きました。 


 遠くから見てもその花は野生とは思えない華やかさですが、 近くで見るともっとかわいいです。



 と、すぐ目の前の花に黒いチョウがやってきました。 なんと大胆な! わたしとチョウとの距離はほんの50センチほど。 



 逃げません。 わたしを完全に無視。 フッフッフッ、 もしかして、わたしのこときれいな花だと思ってる? いえ、顔じゃなくて着ていた洋服が真っ赤なブラウスだったもんで。


 おかげでじっくりと写真を撮ることができました。


 夢中でお食事中標本みたいに花にへばりついています 


 ところでこのチョウの名前は何でしょう。 クロアゲハだっけ? いやカラスアゲハかな? この二つの名前、わたしは混同していましたが全然違うチョウだったんですね。 この写真のチョウは多分クロアゲハでしょう。(


モナカさんに教えていただいて、ジャコウアゲハと分かりました。) 
 それにしても自然の作った造形美のすばらしいこと。 写真を見て改めて感心しました。


 応援ありがとうございます日記@BlogRanking  (あまりに素っ気ないのでお礼の言葉を入れることにしました)

コメント (4)
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桜三里の大わらじ

2008-08-26 00:57:55 | くらし

 東予と中予を結ぶ桜三里。 その途中におもしろいものが。


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 鞍瀬渓谷への入り口にかかっています。 ちょっと脇にそれるのでうっかりすると見落としてしまうかもしれません。 たしかお盆前に掲げられていたと思うのですがちょっと記憶が??
 このわらじ、大きさはたたみ1畳分くらい。 村を疫病やわざわい、侵入者などから守る魔よけの意味があるのだそうです。 村にはこんな大きなわらじをはく人がいるんだぞ、入ってきたらひとたまりもないぞ、とおどかして追い返すのだとか。 


 よく見ると何か書いていますね。 雨に濡れて裏の字が透き通ってしまい、読みづらいのですがー
 「 くらせの川を大切にしよう。」
 「 鞍瀬にポイ捨て禁止」
と、読めました。  



 今、鞍瀬に入ってきて欲しくないものは、ゴミとマナーを守らない町の人なのかな? 



 鞍瀬には川遊びに最適の天然プールがあります。 この間娘が遊びに行ったら信じられないくらい大勢遊びに来ていたそうです。 
 十数年前まで、鞍瀬には小学校があって、子どもたちは体育の時間に天然プールで泳いでいました。 そして夏休み前になると地域の方が作った大わらじに添えて標語を書いていたのです。 その伝統が今も続いているようです。  
 学校がなくなって若い人はすっかりいなくなったのではないだろうか、そう思っていましたが、この幼い字を見ると、まだ子どもがいるようですね。 きっと遠い学校へ通っているのだろうと思います。 あのころ中心になって地域を盛り上げようとしていた方々もずいぶん年をとられたことでしょう。 でも、この大わらじを見ると、「まだまだがんばってるぞ」、そんな声が聞こえるような気がします。 
 来年もお元気でこのわらじを作ってくださいね。 


 日記@BlogRanking

コメント (2)
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