あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

もう一つの熱闘ー俳句甲子園

2008-08-18 10:16:10 | お出かけ

 今年も行ってきました、俳句甲子園全国大会。 (私、俳句はつくりません。 鑑賞するだけ)
 17日は敗者復活戦と、準決勝・決勝が行われました
  会場の松山市コミュニティセンター入り口には、全国大会出場校すべての紹介パネルと予選で作られた俳句がずらり。



 募金ボックスもおかれています。 大会運営に充てられるとのこと。


 俳句グッズも売られていて、この売り上げの一部も運営費に充てられるそうです。 
 わたしもこんなものを買いました。


IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8e/44bb17cb8a0153ce044e3c238e0de269.jpg">


 とても肌触りの良いタオルマフラーです。 真ん中の水色の部分に保冷剤を入れるポケットがついています。 氷をあてながら農作業している母へのプレゼントです。


 寄付金はなんと41万円も集まったそうですよ。


 対戦は紅白に分かれ、作句のよさと鑑賞のディベートで採点されます。 準決勝で、強豪開成高校を相手に懸命に応戦する済美平成中等学校のみなさん。 自分の思いを一生懸命伝えようとする姿勢に好感が持てました。



 緊張の一瞬、勝敗の旗が審査員席から上がります。 敗者復活戦で勝ち上がってきた水沢高校対地元愛光高校。 水沢高校は、感性豊かな作品を披露してくれました。 頭で作り上げてないのがいいと思いました。 作句の原点はやはり生活の中の感動だと思うから。 (なんて素人考えですけど 


 


 


 決勝は去年優勝した開成高校対愛光高校。 やっぱり地元を応援したくなりますね。



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 結果は、開成のストレート勝ち。 う~ん、残念。 愛光高校は俳句を初めて8ヶ月ほどなんだそうです。 がんばりましたね。 「碑文の前の反抗期」とか「散文的な男です」とか、青春の一瞬を切り取ったような句もあって個人的には好きでした。 この気持ちをもっとディベートで伝えられたらなあ、おしい。
 開成は作句もうまい。 秋麗やら文殻やら水の文目やら難しい言葉を使っちゃって・・・・。 まとまった美しい句が多かった。 それに加えて言葉巧みに説き伏せてくるディベート。 かないませんねぇ。 特に、「姉の焼く文殻多し秋の暮れ」では、「手紙を焼く姿に、成長の節目を迎えた姉を感じて、一歩先に大人になっていく姉を見つめる弟の心情」と、自らの句を解説したのが印象的でした。 こんなふうに深いところで自分を見つめ、思いを語れるのはすばらしいと思いました。 表彰式でも彼らは、先輩やら先生やら関わってくれたすべての人々にお礼を言い、落ち着いた態度でした。 オトナだなあ~。



 結局表彰式の最後の最後まで見ておりました。 午前11時過ぎから午後5時まで。 さすがに疲れました~。 でも、高校生の若さとひたむきさにふれて若返った気分。 


 俳句に触れて若者はオトナになり、大人は若くなる・・・・・・
  


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コメント
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