東予と中予を結ぶ桜三里。 その途中におもしろいものが。
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鞍瀬渓谷への入り口にかかっています。 ちょっと脇にそれるのでうっかりすると見落としてしまうかもしれません。 たしかお盆前に掲げられていたと思うのですがちょっと記憶が??
このわらじ、大きさはたたみ1畳分くらい。 村を疫病やわざわい、侵入者などから守る魔よけの意味があるのだそうです。 村にはこんな大きなわらじをはく人がいるんだぞ、入ってきたらひとたまりもないぞ、とおどかして追い返すのだとか。
よく見ると何か書いていますね。 雨に濡れて裏の字が透き通ってしまい、読みづらいのですがー
「 くらせの川を大切にしよう。」
「 鞍瀬にポイ捨て禁止」
と、読めました。
今、鞍瀬に入ってきて欲しくないものは、ゴミとマナーを守らない町の人なのかな?
鞍瀬には川遊びに最適の天然プールがあります。 この間娘が遊びに行ったら信じられないくらい大勢遊びに来ていたそうです。
十数年前まで、鞍瀬には小学校があって、子どもたちは体育の時間に天然プールで泳いでいました。 そして夏休み前になると地域の方が作った大わらじに添えて標語を書いていたのです。 その伝統が今も続いているようです。
学校がなくなって若い人はすっかりいなくなったのではないだろうか、そう思っていましたが、この幼い字を見ると、まだ子どもがいるようですね。 きっと遠い学校へ通っているのだろうと思います。 あのころ中心になって地域を盛り上げようとしていた方々もずいぶん年をとられたことでしょう。 でも、この大わらじを見ると、「まだまだがんばってるぞ」、そんな声が聞こえるような気がします。
来年もお元気でこのわらじを作ってくださいね。
それはすごい。
わらじを掛ける意味もなるほど~ですね。
お年寄りがわらじを編んで小学生が標語を添えるというのもほほえましいし。
いい風習が残っているのですね!
大きなわらじ、作るところを見ておけばよかったなあ。今になってどうやって作るのか不思議に思えてきました。