ほぼ一ヶ月ぶりのバッグ完成です。 その間何してたの? う~ん、旅行とか、夏祭りとか~。
いえいえ、ちゃんと作ってました。 これと同じバッグをね。 でも、使用には差し支えないけど気になる不具合が何カ所かあってどうも気に入らなかったので、2個目を作ったのです。 気に入らない1個目は? 使っています。 不具合も持っていれば目立たないので。
深いモスグリーンのイタリアンレザーです。 とてもきれいな色で、これがお店に出たとたん、とびつきました。 染めた革はたいていの場合1枚しか入らないので、早いもん勝ちなんです。 少々傷や色むらがあるのですが、手染めのような風合いで温かみがあります。
持ち手は焦げ茶の木製です。 これはこの革の雰囲気にぴったり、とこれも即決で買いました。 さて、どんなバッグにしようかなあ。
今年はバッグ作りがマイブームなのです。 4個もバッグを作った勢いに乗って一気に作ってしまいましょう。
革が厚みがあってしっかりしているので、ミシン縫いは適当ではありません。 手縫いもしくは革レースでかがるバッグを考えて写真のような形になりました。
まず、型紙を作ることから始めます。 わたしは、広告などでだいたいの形と大きさをを決めたら、カレンダーの要らなくなったのに図面を書くことにしています。 紙がしっかりしていますし、広いものが多いので使い勝手がいいです。
表にはクラフトした牛革を一部くりぬいて貼りつけました。 革の色を生かして、彩色はしていません。
つぎに脇を手縫いで縫い、底をくっつけます。バケツ型バッグは、作り方は比較的簡単なのですが胴体と底とを合わせるのが大変。 一応型紙どおり裁ってはいますが、それでピタッとはまることはまれで、胴体に合わせて微調整が必要です。 底も手縫いで縫いました。
本体ができたら、内袋です。 中央にファスナーつきの袋を挟み込んで2重の袋にしました。 これも1作目は革と革とが重なってごわごわになってしまったので、挟み込む位置をずらして重ならないようにしました。 ファスナーが長すぎるとたるんでくるんだけど、ほぼうまくいきました。 でも、内袋を縫うのって、あまり好きじゃないです。
内袋の見返しと本体とを貼り合わせて切り口を磨き、穴をあけてかがったらできあがりです。 同じ革を5㎜幅に切ってかがり用レースを作りました。 一個目は口の部分も手縫いしたんですけどね、見た感じがあまりきれいじゃなかったので。(今度は磨きも念入りにしましたよ。)
うん、2個目はなかなかうまくできました。
え? バッグがゆがんでない?
大丈夫、ちょっと写真写りが悪いだけです。
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