去年の8月20日にUPした胡蝶蘭です。 今年も去年と同じようにいくつもに枝分かれして咲きました。つまり、無事に冬を越したということ。
どうやって冬越しさせたかというと、 キュウリのハウスの中に入れておいたのです。 胡蝶蘭は成長のためには最低15度の温度が必要だそうですが、きゅうりハウスは最低温度を12度~14度に保つよう加温装置がついています。 水やりは乾いたらやる程度にしていました。
でも、家の中だとこうはいきませんね。 夜暖房を切ってからは急激に温度が下がるでしょうから、発泡スチロールの箱などをかぶせて保温してやらないといけないようです。 もっとも5度くらいに下がっても枯れはしないそうですけど。
こちらは今年、花が終わったのをもらってきたもの。 2度目の花が咲きました。
水しかやらずほったらかしだったのですけどね。 花数はちょっと少ないけど、大きくて立派な花です。
写真の取り方が悪くて1本に見えますが、2本あります。
胡蝶蘭を見るたび思うのですが、胡蝶蘭は花の中でも一番悲しい運命なんじゃないかと。 贈り物として美しくラッピングされ、高いお値段で買われていくのはいいのですが、命を長らえているのはそのうちの何割くらいなんでしょう。 個人に贈られたのはともかく、 開店祝いなどだと、花が終わったら世話もされずに放置されているのではないでしょうか。 安い鉢花でも、長く楽しむために買われて大事に世話をされるのに、胡蝶蘭だけは完全に物扱いですね。 日本の冬では生きていけないことがわかっていてあえて贈るのですから。 これがとても不憫です。 せめて2度目の花が咲くまでは世話して欲しいなあ。
2度目の花を咲かせるには、花の終わった芯を3分の2くらいの所から切ります。 根元から切っても新しい芯が伸びてつぼみをつけますよ。 こんなふうに。
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