楽しみにしていた木の芽が
今年もとどきました♡
刺々しー(とげとげ、とよみます)ですから
摘むのは大変だと思うのですが
毎年わっさりと届けてくれます
両親に感謝です。
トロきちではすこうし
大きくなった葉もちいさいのも
まぜこぜにしてペーストにして
保存しています。
さっそく昨夜葉を摘みましたから
ちかぢか麺やおりょーりに
使いたいとおもいます。
さて ちーさなやらかい葉を
すべてよりわけて
あの和食やさんにおすそわけ
行ってきました！
もーちょう久しぶりにお邪魔しました
夕月さん。
大将の西根さんもえみこさんも
いつもどーり。
「いまじゃこ山椒やってるの！」
と仰っていましたーよかったです◡̈⃝♩
西根さんご夫妻にはものすごーく
お世話になりました
まだ飲食業界で駆け出し見習いの時期、
お店のありかたや、仕事の姿勢
夜な夜ないろんなことを語らって
たくさんのことを教えて
頂きました過去があります。
そのときのブログをこれまた
ひさーしぶりに開いてみましたら
10年前のおはなしでした......
今でもよくおもいだす話を
今回はひとつ載せたいとおもいます。
「飲食で独立するということ」
最近、⚫︎⚫︎も夕月さんも忙しい。
「今日もオープンから満席で、お断り続出で参ったよぉ。。。(-_-#)」
ハイ、顔が疲れてますよ！^^；
「やっぱねえ、こう忙しいと不安になるね。
ちゃんとした仕事ができてるのかって」
う～ん、やっぱり行き届かなくなる部分はありますよね、どうしても。
「うん、でもそれじゃいけないんだよな。
俺の理想は、暇な時もフルに忙しい時でも
同じ料理・サービスを提供できるお店なんだよね」
「だから俺は、暇な時でも忙しい時間を想定して料理を作ってるんだよ。
ホントはすぐ出せるけどちょっと待ったり、とかね」
へぇ～！？
「暇な時にいらしたお客様が、次忙しい時に来た場合でも
料理やサービスにギャップを感じないようにしたいんだ」
うん、うん。
「それでも、オーダーに煽られてしまうと
全部の料理を満点で出せなくなる場合が出てくるじゃない。
例えば、いつもは自己採点で８点つけられれば出してる料理を
７点の味かなって思う時。
結局 お客様を更に待たせて作り直すか、
それとも出すことを優先するか、
それは個人の意識になってくるよね」
そうですねー、
後から考えて、これで良かったのかなって考えてしまうことはありますね。
でも、フルの時に料理をお待たせしてしまう場合って
どうしても出てくるから
それをフォローするためのサービスなり提案なりあれば
かなりカバーできますよね。
「うん、でもそれは結局小手先のワザかなぁ って、俺は思うんだ
だから、そういうサービスに頼らず回せるのが理想だよね」
もちろん、そうです。
夕月さんなんて、人員が限られているから
そういうサービスに重点を置くわけにいかないですしね。
「そうだね、それはもちろんある」
一定のレベルのサービスなり料理なり維持するためには、
そのお店の容量を決めることも大事になってきますよね。
容量を越えて回していたら、絶対不都合が出る というか、
キメが粗くなるのが分かっているわけですから」
「うん、そこは店長の技量だよね。
どこまで守るか」
(中略)
「で 以前から、そういったお客様の満足度に関して
もちろん考えていたけれど、
俺、最近は、自分が楽しもうって考えになってきたの」
へぇ？
「だって、せっかく自分の店をやって
時間もそこに大きくつぎ込んでるわけだし、
自分も楽しまなくちゃ損だよね！」
ですね！
「今までは楽しむ気持ちの余裕が無かったんだ。
でもね、自分達が楽しむためにも
お客様ともっとコミットして行こうって決めて、
今はいろんなお客様と話をしようって心がけてるの。
前は一部の常連さんしか話さなかったんだけど。
そしたら、とっても楽しくなったんだよー」
その気さくさが夕月の良さでもありますもん！
ウチは気さくだといっても、
やっぱりどこかに「ネクタイ締めなきゃ」的なイメージが
ありますから。
「そうね、ウチが例えば週３回食事しに来たくなるような
カジュアルな感じだとしたら、
⚫︎⚫︎は、大事な人との食事だったり、
もちょっとかしこまったお食事だったり、
月１回は行きたいなぁって感じのお店じゃない？」
そうかも＾＾
「お客様の中には、⚫︎⚫︎も、夕月も、○○○も
みんな同じような店 って括っている方もいるけれど、
俺は何をいわんや、って思うの。
それぞれ中にいる人間が見ている目標は同じなのかもしれないけれど、
全然・似て非なるものじゃない！って」
うん、全然違いますよね。
まず、会社組織と個人経営って大きな違いがある。
「それを履き違えると…ね。
例えば、俺は○○○は弱いと思うんだ。
だったら⚫︎⚫︎に行くかなって」
うん、
○○○は、会社組織にいて出来ていたことを、
そのまま個人経営に落とし込んでやっているように感じます。
だから、ちょっと弱いんだと思う。
「そうだね、俺もそう思う。
やっぱりそこは、完全に自分ひとりで店を回したことのある人間と、
会社組織の中で守られてきた人間との違いかなって思うね」
ふむ、ふむ。
「ほんと独立って大変だからね、
なんで皆独立したがるのって、俺は思うよ」
でも、皆、独立をある段階のゴールだと思っていますよ。
「うん、でも違う。
それは、俺に言わせてみれば苦悩のスタートだよｗ
例えば今まで絶対手が届かなかったモノが買えるようになるけど、
そのかわり、大変なこともものすごく増える。
反対に、組織にいれば手が届かないモノは多いけれど、
かなり自由に仕事ができる。
責任も薄いし、人のお金を使っていろいろ試せるわけだからね」
ですね。
じゃぁ、『○歳までに』って、焦る必要は無いですよね。
「うん、ないと思うな。
実際、中目だってこれだけ飲食店が短期に入れ替わってるわけだし、
失敗する確率はすごく高いんだからね。
俺は、この店を出すとき
お金は無かったけど 絶対成功するって自信があった！
それが無ければ、俺はまだ独立しない方がいいと思う」
そっかぁ、、、。
と
そんな感じで話は盛り上がり
あっという間に３時過ぎ。
またまたマカナイまで頂いてしまいました。
夕月さん、ありがとうございました(^-^)
※⚫︎⚫︎、はむかーし働いていたお店、◯◯◯はとあるお店の名前です。
トロきちをOpenするにあたり
夕月さんは開業するまでのいろんなこと、
おみせづくりのこと、仕事に対する姿勢、
まわりとのこと、
実務のことからお金のことまで
ほんとーにいろんなことをざくざくと
教えてくださいましたし
これまでに経験した波のこと、
忌憚なく教えていただいたりして
感謝しきれませんし
むかしからいままで
変わらず素敵なお店でありつづける、
まっすぐなひとでありつづける、
目指すところでもあります。
そんなことを改めて感じました本日
1しうかんの締めです
おしまいまでしっかりいきましょう。
ながーーーいブログでした.....
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