田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

史上最強のチェスチャンピオン

2014-07-23 15:00:39 | ヒゲの盤上の世界
5/18 (日曜日)
テーブルには、母の日プレゼントで娘から貰った花が飾られている。
チェコ製のボヘミアンカットの花瓶に納めるれて、花が一段とハレているようだ。
薩摩切子的なカッテイングが光を透して、ヒゲの目の保養にも ・・・ 。

夜、NHK・BSで、B・フィッシャーの生涯が放映されている。
FBのチェス仲間から、今夜の放送予定を聞いていたのです。
今夜の肴は、割引の刺し身。 日曜日なのに、ちゃんと天然の白身!
大したモノです。 
飲み物は、焼酎・六調子の原酒35度。
ものすごく個性的な米焼酎ですが、コレがたまらない。

個性的と云えば、ボビー・フィッシャーというチェスの世界チャンピオン。
ボビーの70年前半の活躍時期のことは、ある程度知ってましたが、その後は余り知りませんでした。
そして、今日の放送で、その後の人生を識ったのです。
紹介される映像の暗いこと。 もう、真っ黒!
チャンプとしての栄光の時は、ほんの一瞬。
挫折の時代の方が、うんと長い。 こんな生き様しか無かったのでしょうか?
権力者やマスコミに媚びをうる事を拒否した為か。

所で、この72年のチェス世界選手権は、歴史上最も注目された一戦でした。
今とまるで違う時代。
当時、日本人が世界で一番忌み嫌う人種は、ロシア人でした。
ヒゲの親たちの時代には、突然の不可侵条約破棄の侵攻。
シベリア抑留。
「 ろ助は、何をするか分からん(怒) 」 が、その頃の日本人の意識でした。
ベルリンの壁と云うモノを建て、乗り越える市民をためらわず射殺するソ連兵。
ヒゲが小学生の時には、キューバ危機が起こり、此の世の終わりを覚悟したものでした。
そんな冷戦真っ最中の時代に、降って湧いた様に、米ソチェス対戦が起きたから、堪りません。
打倒ソ連は、日本人にとっても、錦の御旗でした。
そんな中で、チェスと言う名の代理戦争。
CIAやらKGBやらも登場しての、レイキャビク対局は特別なものに。
                               
東京潜伏時期も紹介されてますが、ヒゲもひょっとしたら ・・・
ボビーを、熊本にかくまう手助けをする事があったかもと、思ったりします。
そしたら、田園の店でチェスの対局中、出入国管理官が踏み込んで来たとします。
犯人隠匿の罪で、ヒゲも御縄をちょうだいする事になるでしょう。
もし、そんなシーンに居合わせたら、田園の客は木っ端役人どもに卵を投げつけるかも?

所で、ヒゲが持っている “ チェスライフ&レビュー (アメリカ) ”

   
フィッシャーが、リアルタイムでチャンピオンに駆け上がる1971~1973年の分だ。
この月刊誌を、もしネットオークション(?!)辺りに出せば、好事家が高い値を付けないかしら。
但し、USED ( very used )  なんだが。 (笑)

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