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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

クイーンズ ギャンビット

2020-12-20 17:04:46 | ヒゲの盤上の世界
息子から連絡が来た。 「 ネットフリックス観てる? 」
楽しめるから、アプリをダウンロードするようにと云う事だった。
こうして、ヒゲのステイホームの愉しみが増える事に。

息子が勧めたのが、『 クイーンズ ギャンビット 』 と云う
チェスが絡んだ連続ドラマみたいなもの。
さっそく覗いて観ると、字幕も無い英語版。
         
やれやれ💦💦 ヒゲには疲れる設定だと、困ってしまった。
それに、息子が気付いたのか?
字幕付きや日本語吹き替え版に切り替えられると、カァちゃんに知らせが来た。
「 ヤッタ~ 有り難い! 😊 」

ドラマの設定は、ケネディ大統領の頃です。
日本では、小学六年生のヒゲがプラモデルで遊んでいた時代。
女性主人公が、孤児院に引き取られる所から紹介される。
なにやら、ヤク(?)とか神経安定剤が、やたらと登場する。
アメリカ人のドラッグな風習が垣間見えるようだ。

主人公のベス・ハーモンが、地下室でチェスを楽しむ老人を見つけた時から
人生が変わっていく。
やがて、彼女の脳裏に天井の市松模様が現れ、其所にチェス・ピースが揃うと、
もう地下老人の手には負えない。
ボード上に、ルイ・ロペス(今は何故か、スパニッシュ言うらしい)のシーンが
出て来て、チェスの “ 表記法 ” を教えられる。
昔の “ 英米式 ” だから、現在の国際式に慣れた人にはとても厄介な方式。
“ NーQR5 ” みたいな。
ハーモンが、チェス本を渇望するシーンが嬉しい。
まるで、ヒゲ達時代の日本チェスの黎明期を見るようなノスタルジーが。
           
成績が良い主人公は養子縁組で引き取られて、一般家庭に迎えられる。
“ 古き良き時代 ” だった60年代のアメリカの映像が美しい。
その引き取られた家で、束の間の幸福感を味わう主人公。
しかし、両親の離婚でたちまち、継母とハーモンは収入減に直面する。
通い始めたハイスクールでは、経済格差社会のイジメが歴然と。

ある時、継母から薬の買い物を頼まれた彼女は、ドラッグストアに。
其処で、 “ チェスの月刊誌 ” を見つける。
ほら、ヒゲが70年代にアメリカから取り寄せていた『chess life and review
ハーモンは、その雑誌を欲しいが、持たせられたお金では足りない。
どうしよう? 
        

                      ~~~  つづく  ~~~

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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この影響は (水野優)
2020-12-21 09:35:04
本当に大きいですよ。うちの売上にも現れています。映画やドラマと違って無期限に安価に見られるし、「ボビー・フィッシャーを探して」よりよほどヒットしているし、海外の評判がボーダレスに入ってくる感じですね。
じつはこの作品の原書を出せるあてもなく1/3ほど以前訳して放置しています。でも「ボビー・フィッシャーを探して」で懲りたのでもう何もしません。出せるなら若島正しかいないでしょう。しかし、原作は棋譜が全く出てこず、あり得ない逆転描写ばかり(ネットフリックスのほうは最新のGM局を使用)です。「ハスラー」の作者というだけで。
返信する
遅い返事 (ヒゲ)
2020-12-22 17:45:15
毎日、病院の検査三昧です。
これが酒宴三昧なら、スガ総理みたいに笑えるのですが。
お返事遅くなって、すみません。

Qギャンビットの人気はスゴいらしいもんですね。
確かに映像美は良いのですが、こんなマニアックで地味系なドラマがウケるとは、
ヒゲには信じられない?。
世の中、不可思議な事が起きるのですね、笑。
返信する

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