今どきの熊本では、マスコミの影響が幅を利かせるようになったのか？
新（？）熊本郷土料理２点が、マスメディアで紹介された。
【養殖マグロのデカ盛り丼】と【ちくわサラダ】が、熊本グルメ（笑）と
して有名らしい。
この風潮が、ヒゲをして“忸怩たる思い”にさせるのです。😖 💢
この熊本名物を前にして、なぜヒゲが恥じ入るのか？
説明は少し難しいのですが、この小欄に書いてみようと思います。
冒頭に示した、マスコミ絶賛の熊本グルメ料理。
ヒゲ世代の料理人なら、こんな料理を作ったら、忽ち親方から説教された。
竹輪に穴があるから何かを詰めるとか、子どもの弁当をボリュームたっぷりに
してやりたいから等の発想なら悪くない。
しかし、金を頂く料理としては如何なものかと。
穴があるから何かを入れる？ ・・・ イザナギノミコト的なアプローチ。
足らざるところに、マラがぴったりとか。（笑）
竹輪に魚肉ソーセージ入れると、兄弟チクワ？
辛子明太子を詰めると色合いが綺麗で、真砂チクワ？
そんな誰でも思い付くような仕事は、新作〜創作料理ではありません。
もっと“脳に汗をかいて”、創造性豊かで、感心するような工夫が欲しい。
折角ですから、次のブログでは、先人達が工夫した熊本郷土料理を
紹介しようと思います。
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