昨今、なぜか国産ウヰスキーが大人気で高騰しています。
質はさて置いて、こんな高価格のボトルを日本人が購入するのか?
ヒゲには、不思議ですが ・・・ 。
さて前ブログで、日本酒カースト(特級〜一級〜二級)の根強さを紹介しました。
同じ時期、ウイスキーの世界でもカーストがありました。
70年代の熊本の和食店。
日本酒ではなく、ウイスキーで和食を頂くのがトレンディな風潮!?
まぁ当時、流通していた日本酒のほとんどは『三倍醸造酒』でした。
お猪口2杯で、口中には甘味料・保存料のベタベタが絡みつき始めます。😫
そんな日本酒を飲むより、日本独特のウイスキーの飲み方=ミズワリ(水割)の方が
マシと、誰でも思いますよね。
特に、駄ウイスキーの飲み方としては合っている。(苦笑)
だから、敷居の高い店のカウンターには、ずらりと黒いボトルが並んでました。
タヌキとも呼ばれた特級ウイスキーを揃えるのが、ある意味ステータス。
しかし、このサントリーのオールドが、又問題でした。
《 先代からの常連さんで、結婚披露宴の締めをお願いした方とママ 》
~~~ カウンターには、キープのタヌキが ~~~
やがて70年代後半、ヒゲが継いだ栄通り田園。
ある日、このサントリー・オールドを全て撤去します。
キャラメルと添加物で増量された酒は、田園には相応しくないからです。
同じ時ぐらいに、灘伏見の日本酒も全廃しました。
代わりに置いたのが、当時発売間もなしの、スーパー・ニッカ特級。
いわゆる、マッサンのウヰスキーですね。
🎵 むぎーは泣き ムギーは咲き あな~たと育て ・・・ ♪♪
添加物のないスーパーニッカを揃えたから、もう十分なハズ。
普通はそうですが、ヒゲは更に踏み込んだ ・・・
~ ~ ~ つ づ く ~ ~ ~
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今や売り上げの半分以上が飲料や健康飲料の食品関係。
出た利益で海外へ手を伸ばしてます。
今や英国の銘酒ラフロイグや米国の銘酒メーカーズマークなど、自社で仕込んだのは悪酒だったのに。
良い酒も造ってるかもしれませんが、シニアのサービス業界では今一つイメージが悪い三鳥居。
今やホワイトホースが税別800円前後だし、バランタインもシーバスも安くなりました。
リキュールみたいな甘さと香りの薩摩芋焼酎より安いなんて、と思うのです。
なんたってCMは、日本一。儲けた金で、外国の酒造会社を買収。
汗もかかず、良ウヰスキーを手に入れる!頭イイ。
営業マンのヒゲは、こう宣伝します。
「さあさあ、お立ち会い。これなる桜ウイスキー。
畏れ多くも大宰相・アベのシンちゃん、随喜の涙で山口選挙民に提供した酒でございます。
本日は先着100名の方に、特別奉仕の一本50万円で提供させて頂きます♪(笑)」