田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

食糧問題

2013-02-17 16:12:42 | ヒゲの毒舌
つい最近、新聞紙上で発表があった食糧問題。
先進国の食糧廃棄率が、掲載されていました。
もちろん、日本・アメリカは世界の断トツ国です。
アメリカは、健康を無視したドカ・バカ喰いの習慣。
年配女性もが、妊婦顔負けのホッテントット腹。
日本は、石油をしこたま使って、世界のあちこちから食糧を輸入した挙げ句に、
廃棄してしまう国。

先進国の廃棄食糧で、どれだけのアフリカの人達が救われるか?
考えると、胸が痛む。
特にヒゲは、日本国の飲食業者としての責任を感じる。
先日のブログで、温泉旅館での話をしました。
まるで、わんこ蕎麦大食い大会並みの料理の山。
こんな、とても食べきれない程の量を提供する必要があるのだろうか?

この旅館でも、他の旅館でも、好んでコノ馬鹿げた量を提供しているとは思えない。
「 あそこの旅館は、13品も出すんだって! 」 と聞くと、
“ ウチは、11品だけど、大丈夫だろうか? ” と、不安になります。
例えば、宴会の幹事になった方は、 “ ○○円で、●●品出るのか? ” と
問い合わせます。
まさに、味より量の、不毛のスパイラルに陥ります。
皿数と量の、意味のない競争を繰り広げて。
現在の外食産業が、お互いに首を絞め合っている構図が見えます。

ヒゲの店でも、そうでした。
苦心の末、翌日の予約の献立を、ホワイト・ボードに書き上げます。
頭に残像でその献立を浮かべて、チェックしてみます。
すると、 「 これで、客は腹いっぱいになるかなぁ? 」 と、不安になる時も
あります。
そんな時は、付け合わせで増量します。
焼き物か何かの添えにです。
団体客には、マカロニ・サラダ、或いはミニ・トマト2個程を追加するような
安直な方法を使っていました。
必然性がない添え物です。 (汗)
或いは、天ぷらの野菜を二種増やしたりとか。

そして、団体客の帰った後、部屋を覗き込む。
空いた皿が多いと、不安に駆られるのです。
腹いっぱいに出来なかったのでは? と。
なんと時限の低い不安感でしょうか。

こうして、ヒゲみたいな経営者が殖え、日本は闇雲な食糧輸入国に
進んだのでしょうか。
反省です!!
足るを知るのは、昔から日本人の特性とすべきモノだったのに、
今やアメリカ人の真似で、飽食のニッポン人になり下がってしまった。 (悲) 

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