田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

井の中の蛙

2022-05-02 20:18:22 | ヒゲの毒舌
最近のブログで、『 でくるしこで良か 』 の熊本的風土をネタにしました。
それより前には、『 どっちや? 』 なる熊本の奇習をネタに。
どちらのネタにも共通するのが、❛ 井の中の蛙 大海を知らず ❜ ですね。
ある日の熊日新聞に、興味深い一文がありましたの、引用させてもらいます。

   大海に出てみたい  (文筆家・編集者 池田 美樹さん) 

  「 井の中の蛙でいた方がいいんじゃないかな 」
 これは私が25歳で熊本から東京に出て行く時に言われた言葉だ。
熊本大学を卒業し、地元に就職して実家から通い、仕事にも仲間にも
恵まれ充実した日々を送っていたが、ある時ふと「もっと広い世界で
仕事がしてみたい」と思った。
 その仕事とは、全国向けの雑誌を作ること。
    ・・・ 中略 ・・・
結局、仕事先は決まらなかったが、当てがなくとも行ってみようと決めた。
    ・・・ 中略 ・・・
その時言われたのが冒頭の言葉だ。
 東京は確かに大海だった。
3年間なんとか食いつなぎ、中途採用で念願の出版社に職を得たら、
またそこに別の大海が広がっていた。
    ・・・ 後略 ・・・

さて、田園の小上がりの席。
いつものU先輩は、ご機嫌ななめです。
「 つまらん! 熊本の男はー 😖 
  S高出て、K大に入ってH銀行に就職する。
  あいつらは、金峰山(標高665m)が山ぐらい思う取る。
  井の中のカワズもよかとこっだん!?
  つまらん、なさけなか~ (怒) 」
       
熊本と云う、ややノホホーンとした風土。
暮らすだけなら悪くない所に思えます。
狭い世間で、「 じゅんな何処や? オルはK高校たい。 」
         
こんなカエル達の会話も、取り様ではユーモラスでしょう。
しかし、やはり男子なら、金峰山のその先、関門海峡を越えて
広い世界を見聞するのも大事な糧になるかもしれませんがね!
        
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