田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲの婚活!(笑)

2016-06-28 17:53:32 | ヒゲの毒舌
少し(?)前にあった、福岡予備校生惨殺事件。
勉強に集中すべき予備校生が、なんで色恋ざた(?)の挙げ句にとの世間の声。
被害者・加害者共に、熊本出身だったのも悲しい出来事でした。
そしてヒゲには、過去を振り返って思い出させた事件でもありました。

先日のブログに登場した、ミニ田園会での、高校時代の同級生との話しが面白い。
同級生 「 ジュンな何で、予備校に行ったつや?
      ジュンが実力なら、十分現役合格出来たろモン! 」
ヒゲ  「 ・・・・・ 」
同級生 「 おるが知っているA男は、B子と同じ学年になる為に、
      わざわざ予備校に行ったッタイ。
      ジュンも、まさか??
      そやつと同じ考えじゃあなかったよね。 」
ヒゲ  「 ハハ、ばれたや! 」
                         
高校生になったヒゲに、父親は飲みながら、繰り返し説教をかまします。
「 お前はひとり息子だから、必ずこの田園の跡取りに成らなければならない。
  だから、料理の勉強をしなくてはならない。
  料理の一番は、京都だ。
  だからお前は、大学は京都に行かないといけない。
  まあ京都の大学なら、どこでも良いだろう。
  そして、最初の一年は、ボツボツ勉強して、二年からは何処かの料理屋にバイト為せて貰う。
  もちろん、そのバイト代は要りませんと言って。
  そして卒業したら、直ぐに板場として料理屋に勤めるのだ。
  10年も勤めたら、熊本に戻ってきて、和食田園に入るのだ!
  今の店は雇われ板場ばかりだから、なんばサデ(!)しよるか分からん。
  身内のお前がひとり入るだけで、ぜんぜん違うとバイ。 」
理路整然たるお説明で、ヒゲにはグウの音も出ません。
              
まあ、当時の世情的には、当たり前に近いもの。
家業とはそんなモンでしょう。
見事に、先の先までひかれたレールです。
ヒゲには、何の選択肢も無い人生のプランニング。
この敷かれたレールを、只たゞ黙って、もくもくと走れば間違えなしと。
こんな楽しい(?)話を会う度に、呑む度に、繰り返された高校時代。
まさに、絶望感だけしかない高校生活です。
希望も何もない線路が、たゞ真っ直ぐ延びてるだけ。
そんな或る日、高校生ヒゲは、ソノ話の中にある一条項が入ってないのに気付きました。

                         ~~~~ つづく ~~~~

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