田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

懐かしき昭和

2014-03-25 18:30:03 | ヒゲの毒舌
先週放映のテレビ朝日 『 スーパーアクション・コミック 宮本武蔵 』
今週も二夜連続大型ドラマだが、こんなに180度違う映像も珍しい。
今週のTBS 『 リーダーズ 』 、 まだ日本が貧しいけど豊かな時代。
ものづくり立国を目指したトヨタ自動車のお話です。
    
               
 
冒頭のシーンーで、向こう側からこちらに自転車みたいなのがやって来ます。
良く見ると、後輪の所に何か付いている。
油にまみれた原動機です。  あー、懐かしい!
今は見ませんが、 “ 原付 ” と称した原動機付き自転車が在りました。
油クサいけど、何とも言えない便利さで、愛用されていたのです。
            

昭和30年中頃、小学生ヒゲは父親と二人で鹿児島・甑(こしき)島に。
直ぐに、ポイントの磯場に向かいました。
           
お足は、熊本市の江津湖で遊ぶボートを少し細長くした渡し舟を使うのです。
何処からか手に入れた様な、油にまみれた発動機が中央に。
ガス管ほどの細い煙突からは、 「 ポンポン~ポンポン 」 と規則音が聞こえます。
ヒゲには、最初で唯一のポンポン船との出会いでした。
 ≪ 見にくいですが、昭和30年の天草のポンポン船 ≫
風にあおられて、油の臭いが鼻に絡みつきます。
何しろ荒れ海の中、心配ですが、舟は結構な早さで石鯛釣りのポイントに着きます。
さあ、コレからが大変。
舟の先端から磯場に、跳び移らなければなりません。
運動神経の鈍い小学生・ヒゲには大変な距離です。
大きく上下するポンポン船から、波に合わせてヤットこせ。

親父の釣りは、本命一本釣りです。
一日、唯釣り糸を垂らすだけの事も。
そんな釣りは、小学生ヒゲには、とても退屈。
釣果はともかく、五目釣りでイイから、時々何か釣らないとウンザリでした。
ボウズのまま、やがて迎えのポンポン船で、港に戻ります。
まだ “ ドクターコトー ” が、自転車で往診してない時代の甑島。
    
                 ♪  銀の龍の背に乗って ~~ ♪
土の道を、とぼとぼと舟宿に向かいました。
小学生用にと、超デカ伊勢海老を一本まるごと、ボイルしてありました。
当時としては、とんでもないご馳走です。
しかし、少年ヒゲは、ゴムみたいな食感のソレを頂いて、3日間も膨満感に襲われたのでした。

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