田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

日の丸は、・・・けっこう重たい

2008-08-29 17:35:50 | ヒゲの盤上の世界
グルジアで、米露の代理戦争が湧き上がっている。
アメリカがニクソン大統領の時代には、国の権威を賭けたチェスの代理戦争があった。
~~ Bフィッシャー VS Bスパスキー(ソ連) の世界タイトル戦  ~~
CIAとKGBが絡む、OO7もどきの激しい戦いでした。

その前にBフィッシャに敗れて、チャンピオンの道が閉ざされていた高名なプレイヤーが来日しました。
1973年の事です。 公開対局が企画され、ヒゲも呼ばれました。
対局場は、大阪ロイヤル・ホテル。当時の大阪NO.1です。
早めに着いて、コーヒーを飲むのがヒゲ流。
いつもの学生街の喫茶店で250円のホットを頂いている者には、目を疑うような値付けでした。
  ブレンド = 850円   ストレート・コーヒー = 1200円

会場に向かうと、受付に若い美人が待ち構えていました。
「ハイ、片山様はこちらにどうぞ!」
同行していた仲間 ( 同志社Playboys ) とは、「あんた達は向こうよ。」 とばかりに、引き離されました。
案内されて、座らせられたのは、日の丸を背にした上座でした。
ヒゲは、足が震えました。 「ええっ!今日はエキシビションじゃないの?」
ヒゲは、タイトル・ホルダーとして国旗を背に、ムザムザ負けられない立場に置かれたので御座います。
『 星野ジャパン 』 の選手が、『 バント 』 のサインに震え上がった気持ちは良く理解できます。

  予断ですが ~ 只今、すっごい雷です。
       トンは、テーブルの下からベッドの下へと右往左往です。
       救急車の音も・・・嬶曰く 「 雷の音で心臓麻痺起こしたんじゃ? 」
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思い出したニャン、あたし(トン)の事件

2008-08-29 14:11:30 | トンカツ物語り
母ちゃんが忘れとった事件を、父ちゃんが 「 こやんこつのあったたい! 」 と話していた。
「 トンも、ボーッとしとっとタイ。孫ば褒める婆さんと一緒で、我が家の猫は良う見ゆっと。 」

あたしが二歳位の時の事で、今の様に暑い夏だったそうな。
ワゴン車の荷物の積み替えで、皆んながバタバタしている間に、あたしはコソーッと・・・
やっと終わって、一息ついた父母は、タクシーで店に行った。 

翌日は日曜日(店は休み)で、父母はあたしと遊ぼうとするが、姿が見えない。
夜になっても帰ってこない。
運悪く、翌々日は連休で、車は動くこともない。
家族皆で探しても見つからず、『 遠い旅にでも出たのか? 』 と、あきらめ半分で、
帰って来る事に望みを賭けた。

「 さぁ、仕事だ!仕入れにいくぞ~! 」 父ちゃんは、ワゴン車のドアを開けた。
「 ニャァ~ン  」  嬉しいけど、力なくヨロヨロと出て行ったニャン。
父ちゃんは、急いで抱っこして、水を飲ませてくれた。 
あの暑い日を三日間も耐えたあたし。 「奇跡だぁ!!奇跡だぁ!!」 
あの事件で、あたしは用心深くなったのかも?
父と一緒で、一度は死に掛けた命だから、大事に長生きするぞ~!

~ 写真は、母ちゃんのバスローブ(長女様がプレゼントした物)が気に入りで、
        絡まって寝ているところ。枕は母ちゃんのおズボンだよ ~


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