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ちばてつや・森田拳次さんら、中国・南京で戦争体験の漫画展

2009年08月27日 | 国際・政治

Mangaten 64回目の終戦記念日の8月15日から、ちばてつやさんや森田拳次さんなど日本の著名な漫画家たちが戦争体験を描いた漫画展「日本の100人の漫画家が描いた8月15日」が、中国・南京市の南京大虐殺記念館で始まりました。漫画展は、11月15日まで開かれます。

初日のこの日、ちばてつやさんや森田拳次さんをはじめとする日中の漫画家が出席し、日本からかけつけた人や南京市民ら役300人が参加するなか、開幕式が行われました。
南京は、1937年に日本の侵略軍が市民を大量虐殺した地。そこで日本人の戦争体験の漫画による展示会が開かれたことについて、開会あいさつにたったちばてつやさんは「暗い歴史のある南京で開かれるとは思ってもみなかった」と中国側の決断に感謝を表明。また、中国アニメ協会の陳民沢副会長は「漫画を通じて世界平和に向けて一緒に努力しましょう」とあいさつし、互いに日中不戦と平和を誓いました。
 
漫画展には終戦を中国で迎えたちばてつやさん、森田拳次さんのほか、水木しげるさん、海老名香葉子さん、高倉健さんら100人以上の漫画家、作家、俳優らが160点余の漫画や色紙を寄せています。

漫画展を見た地元南京の若者からは、「祖父母は南京虐殺の生き残りで、亡くなるまで日本を嫌っていた。私は未来を見なければと思う。日本人も戦争でひどい目にあったことがわかってよかった」などの感想が寄せられました。

【参考】2009年8月16日付け「しんぶん赤旗」

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