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「正しい歴史認識が前提とならない限り、過去の傷が悪化し、未来志向で進むのは難しい」

2013年04月26日 | 国際・政治

韓国の朴槿恵大統領は4月23日、麻生副総理をはじめ複数の閣僚が靖国神社を参拝し、安倍晋三首相も靖国神社に参拝こそしないものの真榊を奉納して、「侵略の定義は国によって異なる」などの趣旨の発言をしたことに対し、「正しい歴史認識が前提とならない限り、過去の傷が悪化し、未来志向で進むのは難しい」と批判しました。

朴大統領は「(日韓は)基本的に協力関係で、共に未来を開いて行かねばならない」と指摘した上で、「(韓国の)痛みと現在の障害物が後世まで続かぬよう断ち切るべきだ。重要なのは韓国の姿勢で、原則を維持して対日関係に取り組まねばならない」と語りました。

そして「国際社会では周辺国との協力がカギだ。右傾化はアジア諸国全般との関係を難しくし、日本にとっても望ましくない」と述べ、慎重な対応を求めました。

こうした韓国などの非難に対し安倍首相は、「尊いご英霊に対して尊崇の念を表する、これは当たり前のことであり、わが閣僚においては、どんな脅かしにも屈しない」などと述べ、侵略戦争を“正義の戦争”と宣伝する拠点となっている靖国神社への参拝を正当化しました。

また、菅官房長官は「安倍晋三首相が侵略を否定した」と韓国紙が報じたことについて「断片的な(国会)答弁だけ取り上げたもの」と述べ、首相の真意とは違うと弁解しました。
その上で、菅氏は韓国などが閣僚の靖国参拝に反発していることについて「参拝は信教の自由と関わる心の問題だ。私人の立場で参拝しており、政府が特別にかかわりを持つべきではない」と述べ、問題視しない考えを重ねて示しました。

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朴のオバハン、なにが正しい歴史認識や。従軍慰安... (関西フレッシュパック森本誠二)
2013-05-02 03:42:55
朴のオバハン、なにが正しい歴史認識や。従軍慰安婦なんてただの戦地売春婦やと解っとるやろ。日本に対する内政干渉はやめたらどないや。それよりもあんたの父親の朴元大統領は韓国国民を虐殺してたからな。それについて総括をしたらどないや。
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